普通部の理科ではスケッチの問題が割と良く出題されます。
今年はスズメバチの羽と腹の様子でしたが、過去にもカイコの触覚だったり、稲の実のつき方だったり、ケヤキの木の全体図を描く問題があったりするのです。入学すると毎週2コマ続きの実験や観察があり、そのほとんどが個人実験。つまり自分でやる。団体で実験をすると、まあ、よく頑張る子と「よろしく」と後ろで見ている子に分かれたりすることがあるわけですが、普通部の場合は個人実験が多いので、そういうわけにはいかない。
で、実験の結果を翌週にレポートにまとめる作業が付いて回ります。これが最初は相当つらい。他にフィールドノートの提出もあるので、常に何かを書かないといけないわけです。その中にスケッチも相当入っているわけだから、これは練習しておかないとつらいのは間違いない。
その練習方法として一番簡単なのは、テキストや図鑑の図をまるまま写してみることです。
試験中に描く絵ですから、そんなに凝った絵は描けない。したがってポイントが割と絞り込めないといけないところがある。そういう図の描き方をちゃんと練習しておけば、それほど困ることはないでしょう。
過去問をやって、あまり上手くないなあ、と思われたなら、そういう練習も一緒にやっておくべきでしょう。
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第205回 PISA型への対応
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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