自由と不自由

最近は自由を標榜する学校が増えました。

しかし、何から何まで自由にしているわけではない。制服があり、校則があり、ということで、その中での自由ということに他ならないわけですが、その不自由さの中で自分のやりたいことを見つけるという自由がある、あるいは自分のしたいことをする自由がある、ということに自分で気がつき、そこから何かに没頭し、何かを作り上げていく、ということが自ずとできるようになってくれば、それは自由を謳歌したということになります。

例えば携帯電話が一切禁じられている、電子辞書も使ってはいけない、というルールはおよそ不自由でしょう。

しかし、そこには中学生にとって何が大事なのか、の優先順位を学校として決めているわけですから、それはそれとして受け入れる必要がある。しかし、受け入れた上で校則、規則で縛られていない部分に目を向けてみると、なるほどこういうことができるのか、というのことが見つかってくる。

そのひとつの例が普通部の労作展です。

これもまた、普通部生が最初に何をやるか決めて教科に報告しなければいけない、制作や研究の途中の経過を記録していっしょに提出しなければならないというルールがあるわけですが、それを守ればいろいろなことに挑戦できるわけです。

今年は9月26日(土)・27日(日)に行われますので、ぜひご覧ください。

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展開図を組み立てる
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