暗記ノートを作る

漢字や社会の知識など、知っていればできる、知らなければできないという形の問題は少なくありません。

しっかり覚えていれば確実に得点できる、と言う問題ですから、今できなかったのは仕方がないとして、次にできなければ意味がありません。

そこで、次には必ずできるための手立てを考えていきます。

これが暗記ノートです。

システムはとても簡単。

ノートを真ん中で折り、左に問題、右に答えを書いていくだけです。順番はまったく気にしないし、教科も分ける必要がありません。その日、できなかった問題、覚えていればできた問題をとにかく書いていく。

ただし、あとでやり直すとき問題であるように、上手にまとめてください。

日露戦争の終結条約は?

とか

さくらのおしべの数は?

という形で、問題自体はなるべくシンプルにしてしまうことが大事。

そして、覚えたらチェックしておきましょう。

そのうち、似たような問題が出てくるかもしれませんが、まあ、あまり細かいことは気にせず、とにかく暗記ノートにまとめて練習する。

自分が覚えていなかったことを覚える、というのはとても大事な勉強です。ここからは「あとでやる」ではなく「今やる」ようにしていきましょう。

最後、これらの問題をもう一度復習できるようになると、さらに学習の効果が上がるので、今からしっかり準備してください。

多くのみなさんが、暗記テキストを使って勉強をしていると思うのですが、どうしても漏れが出てきます。実際に理科社会の過去問をやっていると、暗記テキストには載っていない問題も数多くあるので、後半はむしろ暗記ノートをがんばった方が良いでしょう。