普通部」カテゴリーアーカイブ

普通部、国語のポイント

普通部の国語はオーソドックスに、物語文、説明文の読解2題と漢字という出題が多いようです。文章の長さによって、もう1題加わる場合もありますが、中等部のような知識の問題はあまり出題されません。

概ね本文は文庫本10ページ程度になっていますが、試験時間40分ですから、ある程度のスピードで読んでいかなければなりません。

で、良く言葉の言い換えが出題されます。この言葉を文中他の言葉で置き換えている場合、それを探させることが割と多い。

また、登場人物の気持ちについても良く出題されます。
特に問われるのは、その気持ちの原因。
Aなので、Bと思っている。
Aが理由に相当する部分ですが、ここがしっかり抑えられていれば自然、Bを選ぶのも難しくはなくなるでしょう。
だから常に理由を意識するようにしてください。

例年、大きく崩れにくい出題だと思いますが、その分差がつかないところはあるので、確実に得点する練習をしていきましょう。

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普通部の生物はなぜ難しいのか

最近はそこまで難しくはなくなりましたが、それでも普通部の生物は難しい。

今の子どもたちが生物を観察したり、育てたリすることが本当に少なくなった分、生物の問題はどんどん難しくなっているのです。

土台、植物にしろ、昆虫にしろ、関心のない子どもたちにとってはただ覚えるだけの対象でしかない。

ということは、それを見て何か気づいたり、ああ、そうだったのか、と納得したりすることはないわけです。

で、それではいけない、と普通部は考えているのです。

例えば普通部の校内の試験で以前「日吉の駅から普通部までの間で、ツバメの巣はどこにあったか」という問題が出たほどです。ちょっと関心があれば、目にとまるし、それをしばらく見ていると、またいろいろなことに気が付く。

案外ツバメって小さいな、とか。ツバメの色はこうなっていたのか、とか。

それを大事にすることが科学の源になるのです。

受験生は当然点数をとるために勉強をしている。しかし、入学後は発見すること、気づくことに重点が移るわけで、その意味で視野を広く持っている子が欲しい、というのが普通部の出題の狙いなのです。

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普通部算数、問題番号に惑わされない

普通部の算数は平均して9題程度の出題になるわけですが、多くの子どもたちは1番からどんどん解いていくでしょう。

そして、たぶん若い番号はやさしいと思いやすい。

しかし、そういうことはない。

後ろの問題がやさしく、3番あたりが面倒、という場合もあり得るのです。

これはできる子どもたちがはまりやすい。どうしても3番ぐらいはできないと思いやすい。最初の方はできるはずだ、ぐらいに考えてしまう。満点を狙っていたりすると、こんなところで落とすわけにはいかない、と結構むだな時間を使ってしまったりする。

こういうところをフレキシブルに対応することが大事です。

最終的にできる問題を確実に得点できればいいのです。前の方を間違えたからと言って、トータルでそろばんが合えばよいのです。


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言葉の置き換え

普通部の国語の問題の中で、一番良く出題されるのが言葉の置き換えです。

文章中、同じことをさしている言葉はいろいろあります。それが指示語である場合もあるでしょうし、他の言葉に言い換えられているところもある。

その言い換えを字数制限で見つけ出す問題が案外、難しい。

文章の内容はわかっているのだけれど、文章が長くなっていくうちにつれ、それを見つけにくくなっているのです。

だから、最初に問題を読んでから本文を読み始める方が割とそういう意識をもって読めるところはあるでしょう。とはいえ、本文はおよそ7000字、文庫本では10ページぐらいになるので、それを40分で読みこなし、該当の言葉を見つけ出す、というのはなかなか大変です。

過去問を通じて、自分なりのやり方をしっかり見つけていってほしいと思います。


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30分で50問

普通部の理科社会は試験時間が30分。満点が100点です。

そして小問数が約50問。満点は100点ですから、1問2点ということになります。問題なのは試験時間が30分しかない、というところ。したがって解答するスピードが求められるところではあるのです。

問題を見てすぐ答えられる、というような問題が多いのは確かにその通りですが、しかしそうではない問題もある。

だから、上手に切り分けて問題を解いていかないといけない。ちょっと迷ったら、そこは飛ばして、次に進むのが常道でしょうが、しかし、あまりに空いてしまうと後からやり直す時間がないかもしれない。

この辺は、過去問を使ってしっかり練習してください。30分50問というのは、1問あたり36秒ということですから、相当テキパキとやっていなければなりません。


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