恐竜に関する問題

2014年湘南理科1番です。


中生代にできた地層から、恐竜の骨や歯の他に、歩いた跡が足跡化石として見つかることがあります。図1は、地層に残されていた二本足で歩く恐竜の足跡化石のスケッチです。次の問いに答えなさい。

(問1)恐竜の足跡化石と同じ地層から見つかる可能性があるものを次からすべて選び、解答らんの番号を○でかこみなさい。
1 アンモナイトの化石 2 石器 3 シダ植物の化石 4 マンモスの牙の化石 5 サンゴの化石

(問2)図1の足跡化石は、泥岩の地層で見つかりました。この足跡化石を残した恐竜は、どのような場所を歩いたと考えられますか。次から1つ選び、番号で答えなさい。
1 砂漠   2 草原   3 森林   4 湿地   5 岩場

(問3)図1の足跡を残した恐竜はどのような後足をしていたと考えられますか。この恐竜と似た後足を持つ動物を次から1つ選び、番号で答えなさい。
1 キリン   2 ニワトリ   3 ゾウ   4 カエル   5 アヒル

(問4)図1の恐竜の足跡化石が見つかった地層から、下の恐竜の足跡化石が見つかりました。この足跡化石からわかることを、次から1つ選び番号で答えなさい。

1 一定の速さで、ゆっくり歩いていた
2 一定の速さで、走っていた
3 少しずつ歩く速さが遅くなった
4 少しずつ歩く速さが速くなった
5 異なる速さで歩いた2匹の恐竜の足跡が混ざっている

(問5)恐竜の研究が始まったころの恐竜の復元図は、下の図のようなものでした。これまでに見つかったほとんどの二本足で歩く恐竜の足跡化石は、図1のように足跡が並んでいます。このことから、下の復元図が間違っていることがわかります。足跡化石からわかる、下の恐竜の復元図の間違っている点を1つ20字以内で説明しなさい。

【解説と解答】
(問1)
恐竜は中生代ですから、アンモナイトが中生代。恐竜の時代、陸上ではシダ植物が繁茂していたので、これも同じ地層から見つかる可能性があります。またサンゴは古生代から中生代なので、これも可能性があります。
逆に石器、マンモスは新生代以降なので見つかる可能性はありません。
(答え)1、3、5

(問2)
泥岩ですから、泥のあったところになるので湿地ということがわかります。
(答え)4

(問3)
脚の先が3つに割れているので、2のニワトリがあてはまります。
(答え)2

(問4)
足跡の間がどんどん大きくなっているので、速さは速くなっています。
(答え)4

(問5)この図でみるとしっぽが下についていますから、そうなるとしっぽを引きずった跡が残るはずなので、この復元図はあやまっています。
(答え)尾を引きずって歩いているところ。


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