2009年慶應湘南の問題。
下の図のように、1辺の長さが3cmの立方体を積み上げて、立体を作っていく。このとき、次の問いに答えなさい。
(1)5番目にできる立体の体積を求めなさい。
(2)29番目にできる立体の面の数を求めなさい。たとえば、2番目にできる立体の面の数は10枚である。
(3)面の数が602枚になるのは何番目のときですか。
【解説と解答】
(1)
1番目 1個
2番目 4個
3番目 9個
となりますから、平方数になります。奇数の数列の和は平方数になる、のは覚えていても良い知識かもしれません。
したがって5番目は5×5=25個並びますから3×3×3×25=675㎝3
(答え)675㎝3
(2)
1番目が6面 2番目が10面 3番目が14面というように4面ずつ増える規則です。
底面と側面2面は同じなので、それを除くと
3 → 7 → 11と両側に2面ずつ増えていることがわかります。
したがって6+4×(29-1)=118
(答え)118面
(3)
(602-6)÷4+1=150
(答え)150番目
確実に得点をしたい問題でしょう。
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