生物が細かいのは

慶應で生物の問題が良く出題されます。


もの凄く珍しいものではないが、かといって桜ほどメジャーではない植物だったり、動物だったりする。

今年の普通部はイネでしたから、まだ答えが書けたかもしれませんが、それでも結構細かい。

葉の形を書かせたり、樹木のシルエットを選ばせたりするわけですが、この出題の狙いは何か、といえばそれは「見る」ことです。

普通部では入学後フィールドノートが課せられます。生物、とくに植物や昆虫など身の周りの生物のついての観察記録をつけるのですが、ものを見る、というのは研究の第一歩です。

良く見ることによって発見ができるわけだから、まずはしっかり物を見られる子を採ろうとしているところはあるのです。

だから普段から「見る」くせをつけてください。

例えば歩いているときにふと見つけたこの花は何だろうか?という疑問を持てるようにしてもらいと思うのです。

結果的には身の周りの生物から出題されているのだから、案外それが一番良い対策かもしれません。