同じ慶應であっても

3校とも出題傾向は違います。

例えば、算数。

普通部は全問、記述式。答え以外に、式や計算、説明を書いていかないといけない。

一方中等部と湘南は答えだけ。

さらに中等部は1つの欄に1つの文字を書くから、分数の答え方も独特になる。

で、今の模擬試験や組み分け試験では、全問説明を書くということはないでしょう。多くの場合は答えだけ。一部記述式というのはあるわけですが、充分に練習ができているわけではない。

だから、志望校が決まったのなら、早めにそういう対策を講じていくことが大事なのです。

式を書け、と言われても、今まで書いていないのだから、どう書いて良いのかわからない、というのはよくあること。

それに解説を書いているわけではないから、40分で8問とか9問の説明を詳しく書けるはずもないわけで、そこのところをどうまとめていくかは、やはり練習が必要です。

出ることをやる、というのはそういうことなので、しっかり準備を始めていきましょう。