早い番号の問題がやさしいとは限らない

例年、3校とも前半がやさしい、後半がややむずかしい、というような構成になることが多いのですが、それでも前半に難しい問題が出ないとは限らない。

普通部は概ね8問から9問と比較的、問題数が多いのですが、ある年、3番にやや歯ごたえのある問題があった。

しかし3番だから、これはやさしいだろうと思った子がいて、それにこだわってしまった。

だいたいこういう子は算数に自信がある。自分は算数ができると思っているから、3番ぐらいは飛ばせない、と大きな勘違いをしている。

その結果として、時間を使ってしまい、後が間に合わなくなり、結果は不合格となりました。

自信があっても、解けないときはあるのだから、あまり一問にこだわらない、というのが正しい。

出題順はやさしい順ではありません。したがって、どういう配置になっているか、はあまりこだわらず、自分の解きやすい問題、できそうだと思う問題から先にやる。

そして、多少ひっかかったならば、いったんおいてほかにできる問題に手を付けていく、というのが良いでしょう。

こういうことは、ずいぶん注意しているわけだけれど、それでも本番にそういう状況に陥ってしまうことはあるわけですから、よく話してあげると良いと思います。

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