いろいろなことをやらせる学校

慶應の子どもたちの生活を見ていると、やはりいろいろなことを経験しています。

クラブ活動も、普通の学校にはないものがあったり、いろいろな先輩の話を聞いたり、また芸術鑑賞や旅行も企画されている。もちろん似たようなことは他の学校でもやっているわけですが、しかし、それが延々と続いているのはやはり付属校のひとつの特徴といえるでしょう。

例えば部活でいえば、大学までずーっと続いていく部分があるので、なるほど自分はこのくらいのことまではやれそうだ、みたいなお手本がすぐ近くで見れる。

それはスポーツばかりでなく、文化的な活動や、例えばプログラミングみたいなものにまで広がっているわけで、これはこれでまたおもしろさや魅力を感じられるだろうと思います。

普通部の労作展はその意味でひとつの典型だと言えます。そろそろ生徒たちは自分の考えをまとめて、報告する時期が近づいてきました。実際に自分が何を夏休み中に作るのかは本人に完全に任せられている。木工をやってもいいし、プログラミングをやってもいいし、和訳をやってもいい。

ただし、ぜったいやりあげないといけない。これは非常に大事なことです。いったんこれを作ると決めた以上、最後までやりあげる。この経験は子どもたちの成長の上で大きなものになっていくだろうと思います。

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第141回 うまくいかないことをどう乗り越えるか
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

カリキュラムテストと総合テスト
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慶應進学オンライン
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