速さの問題にはいろいろな条件が課されます。
しかもそれが文章で表されることが多いので、実際にどの条件が何を意味しているのか、ピンと来ないことも多い。それ以上に使っていない、という場合もあるものです。
なので、そういうことを整理するためにもグラフは大いに使った方が良い。グラフが問題に提示させていなくとも、グラフを描くことで気がつく問題が案外多いのです。
そこで注目すべきポイントは次の2点。
1 同じ時間動いているところ
2 同じ距離動いているところ
これはグラフ上ではわりとすぐわかります。
縦を距離、横を時間と考えれば1は同じ横の長さで動いている場所はないか?ということだし、2は同じ縦の長さで動いている場所はないか?ということを探せば良いのです。
なので、面倒に思わず、今のうちは手早くグラフを描ける練習をしていくと良いでしょう。
グラフが使えるようになると、解ける問題の幅がどんどん広がっていきますから、グラフを描くのは遠回りでは決してないのです。まずはグラフを描く練習をしましょう。