狙いを絞ってもいい

男子の場合、慶應は3校受験することができます。

しかし、同じ慶應といいながら、入試傾向はまったく違います。例えば算数にしても、普通部と中等部はやさしめの問題が数多く出る。一方、湘南は全部で6題。5番と6番はなかなか骨のある問題です。

理科についても、普通部は生物に特徴があるし、国語の湘南の問題は記述が多い。中等部は知識の問題が多いなどなど。

したがって、全部をやろうと思うと、かなり幅広くいろいろなことを対策しないといけなくなります。だから、ある程度、ここに絞ろうという対策はあってもいいのです。

実際に指導していても、「この子は中等部向きかもしれない」とか「湘南ならいけるかもしれない」と思うことが多々あります。

そして、学校側でもどこが一番なのか、関心がある。だからよく面接で聞かれることが多い。男子の場合、普通部の合格が決まった後、湘南や中等部の試験がある。受けにきてくれているのなら、自分の学校が第一志望かな、と思う部分もあるが、湘南も中等部も残っているから、わからない。だから当然聞かれる。

多くの受験生が「本校が第一志望です。」と答えるから、これはあまりあてにはならないが、しかし言い方に多少なりとも違いを感じることがあるかもしれませんね。

いずれにしても、学校別の傾向をふまえながら、ここを狙おう、という気持ちがあった方がこの先、勉強に力が入ってくるでしょう。


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