2024年慶應義塾普通部の問題です。
下の図のような四角形ABCDで、頂点Dを通り辺ABに平行な直線と辺BCとの交点をEとします。点FはAE とBDの交点です。AB=AD=AE=BF=CDであるとき、あといの角度をそれぞれ求めなさい。
【解答と解説】
(1)図のように考えると、
∠BAF=∠AFB=△ ∠ABF=○とすれば、△と○は図のようになります。
△AFDにおいて外角から、△が○2個分であることがわかるので、
180°=○5つ分になるから
180÷5=36°
△=72°です。
△ABEも二等辺三角形になるので、(180−72)÷2=54
(答え)54°
(2)AD=DCなので、DからBCに直交する線を引き、Dを中心に半径DCの円との交点をGとします。AD=DGなので、∠DGE=○また
∠ADH=108°だから、∠EDHも○です。
したがって三角形EGDは二等辺三角形になり、DHとBCが直交しているので、DHはDCの半分になるから、三角形DHCは正三角形の半分で、∠CDH=60°
したがって○いは∠CDH+○=96°
(答え)96°