スケッチ問題のもと

今年も普通部の理科ではスケッチ問題が出題されました。今年のテーマはエノコログサだったのですが、実はこのようなスケッチ問題を出す理由は、普通部の理科の授業にあります。

普通部ではレポートとフィールドノートが伝統的に課されています。

フィールドノートと言うのは、植物や動物などを観察してスケッチし、気が付いたことをまとめるというものですが、抜き打ち的に提出させられるので、ある意味多少の勘は必要になってくる。

「そろそろかなあ」

みたいな感じになってくると、それぞれまあ、そこそこのものは仕上げないといけなくなるわけで、したがって、スケッチという力はある程度身に付けておいた方が良いのです。

描きなれておくことは大事なことです。これは家でも工夫ができます。家でフィールドノートを始めてしまうのです。

例えばたまねぎ。縦に切ったらどういう断面になって、横に切ったらどういう断面になるか。そういう練習を1週間に1つやる。この積み重ねは結構な力になるでしょう。知識の暗記も大事だが、今のうちはもう少し視点を広げて、こういう作業もぜひ対策として入れてみてください。


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