子どもたちの授業中の様子や勉強している姿を見て、「考えているな」と思う時間がどれだけあるでしょうか?
実際に受験勉強をしているのだから、当然頭を使って考えているだろう、と思われるかもしれませんが、現実はそうではない子もいるのです。
ただ机の前に座っている。問題を前に、一応読んでいるのだろうが、実は頭が動いていない。
これは勉強時間が長くなれば長くなるほど、その傾向が強くなります。つまり、とっくに飽きてしまっている。あるいは疲れてしまっているのです。で、こうなると、まったく勉強の効果は上がりません。
ただ机の前に座っているだけです。
勉強する、というのは頭を使う、自分で考えるということです。
知識を覚えるときだって、当然頭を使うから覚えるわけです。
この夏、力がつくかどうかは、考える時間がどれだけできるかにかかっています。授業に行こうが、過去問を何問解こうが、自分で考えていなければ意味のない時間になってしまうので、十分に注意してください。
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第385回 どのクラスにいるかはもう気にしない
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
問題文の意味がわかっていない
6年生の教室から
学校別バインダーの強み
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