高校受験に向けて準備を始めたとき、一番、無視されがちなのが国語です。
英語は、これから始まるからやはり力をいれたい。
数学も大事だ。それに比べて国語は母国語なので、少し勉強しなくてもなんとかなるだろう。部活も始まると、なかなか3教科通えない、ということはあると思うのです。
塾によっては中1は数学と英語だけ、というところもあります。こういうのがいけない。
国語を勉強しないでおく、ということは長い文章を読み慣れなくなる。文章を読んで、ものを考えない、ということは生徒の能力を伸ばす機会を失わせます。
別に塾に行かなくてもいい。私は最初から入試問題をやればよいと思います。
中学受験と高校受験はここが違う。例えば中学受験の勉強を始めたばかりの小学校4年生に、国語の長文読解の入試問題を解かせてもできないでしょう。しかし、中学受験の国語の文章と高校受験の国語の文章のレベルはそう違わない。
だから中1からでも十分練習ができる。
1週間に1回か、2回。志望校の問題を中心に勉強すると良いのです。最初はできなくてもよい。それでもなぜ答えがこうなるかをしっかり、考える。この練習の蓄積はあとで、大きな違いとなって現れます。
慶應の高校入試では帰国子女が英語のアドバンテージをもって受験する。したがって日本国内の一般受験生は国語のアドバンテージを持って、これに対する、ということが必要です。
塾でやらなくても、自分でできることですから、ぜひ実行してもらいたい、とそう思います。
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