入試の出題の難易度と合格の難易度は必ずしも一致しません。
難しい問題を出す学校は、当然、難しい問題ができないといけない。しかし、上位校がすべて難しい問題を出すかというと実はそうではないのです。
だから本当は早めに学校の出題レベルというのを知るべきであり、そこから戦略を変えていく必要があります。
例えば新6年生は理科の計算問題をやっているでしょう。これでもか、とまあ、いろいろなパターンを覚えさせられているわけですが、しかし、それ出ないとしたらどうします?
慶應も計算問題が出ないわけではないですが、そこまで面倒な問題はまず出題しません。
なぜか?
それは慶應が大学附属校だからです。受験校は大学受験があり、当然医歯薬系の大学進学率を競わないといけないので、できるだけ理数が得意な子をとりたい。だから、そういう問題を出します。
しかし、慶應は行く大学が慶應と決まっている。だから、それよりももっと学問的な本質に興味がある子がほしい。例えば植物でもいいし、動物でもいい、あるいは岩石でもいい。まずはしっかり見ることができる、そして考えることができる子が欲しいのです。
だから今、もし男子のミドルクラスにいるなら、慶應へ志望を絞るべきでしょう。やるべきことを変えると力が出てくるのは多々あるところ。このまま消耗戦に引きづらずに、しっかり狙いを定めていくべきだと思います。
