過去問は早めにスタートするのがポイント

過去問は、塾によってスタートする時期がいろいろです。

一番遅いところだと6年生の11月で、これは多分入試の練習として使うのでしょうが、それだと、本当に傾向を理解できているかどうか微妙なところ。

やはり早めにスタートして、何が出るのか、合格点を取るためにどんな対策が必要なのかを考えていく必要があります。

良く間違われるのは、1回目から時間を計ってしまうケース。

それだと、全部の問題をやらずに終わってしまうので、出題傾向を体感することなく終わってしまいます。

最初は、まず1問1問じっくり解く。

できれば、先生に採点してもらって、解答の書き方や考え方を指導してもらうのが良いのです。

例えば普通部の算数は、全部が記述問題。

しかし、40分で8問から9問の内容をすべて書くのは大変です。

したがって、どうポイントを整理して書くのかを指導してもらう方が良いし、それをなるべく早めにスタートして、解き方を修練していくのが合格への近道です。

塾によっては、早めにやらないようにお達しが出る場合もありますが、遠慮していては間に合わなくなるので、家庭でどんどん進めていく必要があるでしょう。