配点と適性

普通部、中等部、湘南と3校とも4教科入試ですが、配点が違います。

普通部は算数、国語40分、理科、社会30分で各教科100点満点の400点満点。
中等部と湘南は算数、国語45分、理科、社会25分で算数と国語が100点、理科と社会が50点の300点満点。

ですから、中等部と湘南の理科社会は問題が多いわりにはひとつの点数の配点が低い。したがって算数と国語で差が出てしまうと、理科、社会では追いつけないところがあるわけですが、普通部は算数と国語でついた差を理科、社会で取り返すことができる可能性があります。

したがって4教科のバランスが良い子は普通部に適性があり、算数や国語がぬきんでてできている子は中等部、湘南に適性があるといえます。

なるべく教科のバランスはとれていた方が良いのですが、しかし、実際には子どもによって特徴が出てくる場合もあrます。その場合、やはりその傾向にしたがっていくのは悪い選択とは言えない。

男子は3校狙いが厳しい状況にあるので、科目適性を考えて学校を選ぶ、という手もあるでしょう。


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