あまり気にしても

中等部の国語はここのところ、古典芸能や俳句に関する問題が増えています。

実際に解いてみると、「これは知らないだろう」という問題も多々あるわけで、だから、それなりに対策を打ちたくなるのはその通りだし、例えば狂言というのは何なのか、能とは何なのか、ぐらいについては多少なりとも調べて知っておいた方が良いかもしれない。

こういう問題を出す、ということは、それを勉強しておいてね、ということなのです。入学後にこれらに関する学校活動や授業がある、ということだから、それに無関心であるよりは準備をしてきてもらった方が良いわけです。だから、多少はやっておく必要がある。

しかし、だからといってそれ以外にも出題はあるわけで、あまりそのことばかりを気にしてもいけない。中等部の漢字はやはり難しいものがあるし、大人が首をひねる問題もあります。しかし、やはりそういう問題は出来が悪いわけで、できたらうれしいが、できなかったとしても大きな問題ではない。

入試はみんなができる問題ができないことの方が影響が大きいのです。

だから、多少は対策するのは大事だが、あまり気にしすぎないようにしてください。

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今日の田中貴.com

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