世界地理

世界地理は基本的には中学入試では範囲外になりますが、今春の問題を見てみると、いろいろな学校で結構出題されていました。

以前は、時事問題と絡めて、例えばアラブ首長国連邦はどこにあるか、地図上の位置を示す、というような問題が出ていました。これは原油の輸入についてサウジアラビアは日本にとって非常に関係の深い国だし、だからその国がどこにあるかぐらいは小学生であっても知っているべきだ、という論理はなるほど、と思える部分があります。

しかし、ちょっと気になるのはだんだん詳しくなってきている点。

例えば南スーダンは193番目の国連加盟国であるのはわかるが、191番目の東ティモールになるとやはりちょっと細かいでしょう。192番目のモンテネグロはどこにある?はテレビ番組のクイズ問題レベル。しかし、出題される可能性はないとはいえないところが、苦しいのです。なぜなら、この3か国が21世紀になってからの国連加盟国だからです。

しかし、こういう問題をひとつひとつ考えていくときりがない部分があります。なので、時事問題は今年出題された問題をやっていく方が、過去問をやるよりもいいでしょう。

今年、参議院選挙が行われましたが、過去問には3年前の参議院選挙の話が出てきます。だから、混乱しやすくなるので、やはり時事問題や現代社会の問題はあまり昔にさかのぼらない方が良いでしょう。

慶應3校も世界地理は時々出ています。特に福澤諭吉が外遊した先は要注意。これはしっかり、チェックしておきましょう。

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