中等部の二次試験の一日化で男子は、やはり3校受けることはしんどくなりました。
慶應を指導する先生と話をしたときも、男子は1校落とさざるを得ない、という感想でした。
元より一次試験というのは通ってもらわなければいけない試験です。一次に合格してもまだ、そこから2倍ある。ということは受ける以上は一次に合格して二次に進む、というのが前提なので、落ちたらこうする、というような考えはもちろん準備としてはあり得るけれど、それを前提に組み立てられない。むしろ、一次試験は合格する、という前提で組み立てるべきなのです。
中等部も女子、男子の順になりましたから、これで中等部の一次試験を合格すれば男女とも辞退しない限り5日に他校は受けられません。女子の場合は普通部がないので1日に他の学校を受けるという選択肢があるわけですが、男子の場合は残念ながらその日がない。
午後入試といっても普通部の試験は午後3時過ぎまでかかりますし、湘南は遠いからなかなか次の試験会場に行くのに苦労がある。
で、どこをやめるかということになると、やはりそれぞれの家庭の考え方によるでしょう。
例えば1日の普通部をやめる、という考え方も当然のことながらありえるし、地域によっては中等部は受けない、という場合もあれば、逆に湘南を回避する、ということも考えられます。
結果として、来年はやはり男子の受験者数は減るのではないかと思っています。その分、多少、合格しやすい、という感じはあるので、本当は全部受けたいという気持ちも捨てがたいのですが・・・。
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