中学受験について」カテゴリーアーカイブ

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慶應で御三家レベルの問題が算数で出るとすれば、湘南の5番、6番だけでしょう。

それ以外は、そこまで難しくない。
例えば60分4問だと1問15分かけられますが、普通部は40分で8~10題。中等部は45分で9題~10題。

つまり、1題にかけられる時間は3分の1しかありません。ですから、少なくとも夏休みまでは、あまり難しい問題をやるよりは、標準的な問題にとどめて、正確に解き上げる力をつけることが大事です。

もとより、慶應は大学受験に必要な学力を求めているのではなく、大学で充分に学べる力を持てるであろう、力を期待している。

だから、基礎がしっかりしていることが大事です。基礎がしっかりしていないのに、いろいろ難しいことをやろうとしすぎているのが、最近の受験教育には見られます。

御三家レベルの問題は、今は捨てていい。わからなくても結構。あまり出ないのだから。

それよりは、すべての範囲の標準的な問題ができるようにするべきでしょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
なぜ学校別特訓は1日校に限られるのか


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三態に関する問題


5年生の教室から
冷房に注意



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受けなくとも3校の過去問をやった方が良いか

入試日程の関係から、男子でも慶應3校を受けるのはやはりなかなか難しい。

抑えを考えたい、ということになると、どこかひとつ外した方が無難だからです。で、ひとつを外した場合、受けない過去問はどうするのか、割と良く聞かれます。

もとより、まずは受ける学校の過去問を優先すべきでしょう。

同じ慶應といえばども3校で出題傾向は違うので、まずは受験する学校をがんばった方が良い。

ただ、福澤諭吉に関する問題など社会は参考になることが多いかもしれないので、もし時間があれば社会だけはやっておいた方が良いかもしれません。ただこれは後半に見るだけでも十分。

3校やることで間に合わなくならないように注意してください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
傾斜配点


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がんばりどころ


5年生の教室から
解き方はいろいろ



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インターネットに関する問題

2016年慶應湘南の問題です。


次の文章を読んで後の問いに答えなさい。

 現代社会ではさまざまな情報があふれています。人びとに情報を伝える新聞やラジオ,テレビなどは(あ)とよばれていますが、近年ではインターネットも加わり,情報化が進みました。これを(い)革命とよんでいます。インターネットによって世界中からたくさんの情報を受け取ることができます。しかし,有害な情報もあるため(う)を行って情報の安全性を確認する必要があります。そして情報を発信するときにも注意しなくてはならないことがあります。例えば映画を製作者に無許可でインターネット上に載せて(え)を侵害してはいけません。さらに,安易にインターネット上に個人を特定する情報を載せないように他人の(お)を守る意識を一人ひとりが持つ必要があります。

問1 空らん(あ)~(お)にあてはまる語句を選び,番号で答えなさい。
 1環境権    2 社会権  3 著作権  4 ジャーナリスト   5 フィッシング
 6 プログラム  7iPS  8 IT   9 ソフトウェア 10マスメディア  11プライバシー 12 IC   13 フィルタリング

問2 下の表は,新聞・テレビ・インターネットについて,2013年の平日一日あたりの利用時間を年代別にあらわしたものです。ア~ウにあてはまる組み合わせとして正しいものを選び,番号で答えなさい。(表は『日本国勢図会2015/16』より作成)

20160628k001

20160628k002


【解説と解答】
問1 
あ マスメディア い IT革命 うフィルタリング え 著作権 お プライバシーとなります。それぞれのことばの意味を確認しておきましょう。
 
(答え)あ 10 い 8 う 13 え 3 お 11

問2
各世代を通じて一番長いののはテレビです。10代がほとんどみていないのが新聞。となるとイがインターネットということになります。
(答え)2


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国語の学校別対策


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自分が変わるしかない


5年生の教室から
知らない言葉はどんどん教えて良い



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グラフを書き慣れる

普通部は入試で、20cm以内の定規、コンパス、分度器を持ってくるように指示されます。

これらを使う問題が出るわけですが、普通、何か図形を描くのか、と思いがちになる。例えば、図形の移動の軌跡を描くとか。そういう問題もあるのですが、最近はグラフを描く問題が増えてきました。

これは算数ばかりではなく理科でも出題される可能性はあるでしょう。

で、特に算数の速さのグラフは書き慣れておいた方が良い。

もとより速さの問題は条件が複雑になるので、それを整理するためにグラフを描くのは良い方法ですから、早めに定規を駆使してグラフが描けるように練習していきましょう。


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問題を読み違える


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こんなはずでは・・・


5年生の教室から
慌てない



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スケジュールを見直す

今は毎週の勉強の進み方があまり変わらない時期です。

次に大きく変わるのが夏休みで、それまでは塾のカリキュラム通り勉強し、テストを受け、また次のカリキュラムに進む、という時期でしょう。

で、その間にもやはり入試に対する対策を考えておかないといけない。

だからやっている勉強を具体的に見直していくことが大事です。

計算や漢字のように、毎日少しずつ進むものは変わらないとして、例えば湘南対策として作文を少しずつ練習するとか、生物のスケッチをいくつか描くなど、入試を意識した勉強を入れていく。

それが毎週同じでは当然いけないところがあるわけで、やはりスケジュールは最低2週間に1度は見直してください。


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すべて消さない


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生物に関する問題


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負担を減らそう



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