中学受験について」カテゴリーアーカイブ

これから成績は伸びる

中学受験の範囲は広く、公立の中学校で言えば2年生ぐらいまでの範囲があるわけで、それをこれまで勉強してきました。ただ、ひとつひとつの分野をカリキュラム順に学んできたわけで、そのひとつひとつでは得手不得手があったでしょう。

しかし、すべての範囲を勉強し終えた今からは、それらの勉強がいろいろまとまってさらに複合的な力を作ってくれる。例えば算数の速さの問題は、旅人算でも解けるし。比でも解けるし、グラフを使って相似形の考え方で解ける場合もあるでしょう。そういう抽斗が増えていくことで、力は上がっていくものです。

その力は問題演習をしていくごとについてくるわけで、必然、成績はこれから伸びる可能性が高い。

だからこれまでの成績は気にせず。これから成績を伸ばしていく気持ちを強くもって勉強してください。


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過去問は4教科そろって進む必要はない


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旅行にいくならぜひ地図を


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福翁自伝

毎年この時期に福翁自伝を家族みんなでお読みになることをすすめています。

本人だけでなく、お父さんも、お母さんも、です。

塾員であれば読まれたこともあるとは思うのですが、しかし、なかなかその後読み返す機会もないでしょう。

子どもたちにも読んでもらう必要があるが、お父さん、お母さんにも読んでもらった方が後々役に立つことがあるかと思うのです。

幼稚舎の入試では保護者の課題になっていたこともありますが、まあ、そこまで必死にならずとも、せっかく慶應を受験するのであれば読まれておいた方が良いでしょう。

それに親子で同じ本を読むというのは、なかなかない機会だけにこのお休み中にお薦めです。

福翁自伝 (講談社学術文庫)
クリエーター情報なし
講談社

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角度の問題


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甲子園に行ける?

先日の夏の神奈川県予選で、慶應高校が敗退したときに、ある生徒から質問されました。

「もし、普通部に入って慶應高校に進んだら、甲子園に行けるかなあ?」

つまり彼が練習して、レギュラーがとれるか?という話だとすると、それは厳しいかもしれない、と思うのです。

慶應高校にも推薦入試制度があり、当然中学時代に野球で活躍した生徒を合格させるシステムがあります。これは甲子園の常連校はどこにもある。むしろこれなくして県大会の上位に駒を進めることは難しいと思えるわけですが、逆に言えば普通部生がレギュラーをとる可能性はやはり減ることになる。

ところが可能性はゼロか、と言われるとそんなことはない。過去神奈川県予選で活躍した選手の中に普通部生も中等部生もいます。

なので、その子の質問には
「もちろん、行ける」
とそう答えました。

もちろん、まずは入試を突破しないといけないわけではありますが・・・。


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夏休みの後半に向けて


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書いて覚える


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野球の練習なので塾休みます!/>


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作文を書き慣れる

湘南では、作文が出題されます。

そのテーマは毎年いろいろあって、そう簡単ではない。過去問をやってみても、いろいろバラエティーに富んでいることがわかるでしょう。

だから、本当に書き慣れる必要がある。

学校の読書感想文なんかも良い練習になるでしょうが、ことあるごとに作文を書き慣れる、という意識は持っていた方が良い。

作文ノートを作っておくのもひとつの方法です。

原稿用紙の罫になっているノートがあるでしょう。これを使ってどんどん書く。過去問の作文でもいいし、国語や理科の問題をやったあとの感想でもいいかもしれない。

とにかく文字数を書いていくことで、作文に対する抵抗感をなくしてください。


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眠い


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4教科の点数だけでは決まらない。

普通部は日程の関係から、本来二次試験でやることを全員に課します。したがって、1日の拘束時間が非常に長いことになるわけですが、やはり4教科の合計点だけでは合否を決めません。

もちろん4教科の合計点が大事であることは間違いありません。が、つねに「出願書類の内容、4教科の試験、面接、体育実技を総合的に見て合否を決める」と説明されている。だから今までの塾の成績通りに合格するか、といえばそうでもないところがあるわけです。

例えば塾の偏差値では逆転しそうもないな、と思える子の合否が逆になることはあるわけです。だから、不透明感がある、という印象を持たれるかもしれませんが、もとよりそういう視点で入試を行っているのだから、そういうものとして対応していかないといけない。

即日に合格発表をする学校が多い中で、湘南や中等部はさらに二次試験まで行っているわけですから、学校もそのくらいエネルギーを使って試験を行っている、ということなのです。

何が決め手になるか、ということでいえば、いろいろな要素があります。もちろん4教科の点数が良いというのは有利であるが、絶対ではない、ということを前提にして、面接、出願書類等、万全の準備をしていきましょう。


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