知識を増やす時期

これまでも結構たくさんの知識を覚えてきたわけですが、しかし入試に向けて本格的に知識を整理して覚え込むのは6年生の秋です。

それまではあまり時間をかけても、やはり忘れる部分が多くなる。

それと知識が増えていけばとれる点数も増えていくわけだから、やはり模擬試験を受けて点数を上げていく時期にそれをやった方が効果の計測もしやすいので、意欲的になれる部分がある。

だから今のうちは国語の読解や算数の基礎固めをしっかりやった方が良いでしょう。

もちろん国語や算数でも覚えなければいけないことはあるわけですが、それは理科や社会の知識に比べればそう多くはないので今のうちからやって練習を積んだ方が良い。

算数については特に夏休みまでに一通り完成する、という気持ちで勉強を進めていってください。


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カリキュラムから外れる



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国語の読解に力を入れる

6年生のこの時期は、どうしても算数や理科が難しくなるので、そちらの方に力を入れるあまり、国語の読解の練習が不足することがあります。

実際に組み分け試験だと、国語はやってもやらなくてもそう変わらない。だから、漢字だけやってあとは他の教科を対策する、ということになりがちですが、しかし、入試ではやはり国語の読解力がものをいう場面が多いのです。

読解という面で考えれば、すべての教科の問題文は当然読んでしっかり理解できなければいけないわけだから、やはりコツコツと積み重ねる必要がある。

この時期はやる日と時間を決めて、必ず読解の練習するように心がけてください。

そして、しっかり時間をかけて全部答えを書く。空欄を残してしまうと、それだけ考えたことにならない。とにかく粘って答えを書くようにしてください。


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人の話を聞く



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なぜ慶應を受けるのか

書類に書いたりするのは、まだ先の話なのですが、お父さん、お母さんも、子どももこのテーマについて何らかの解答をしっかり持っている必要があります。

なぜ慶應を受けるのか。もちろん面接でも書類でも尋ねられているし、慶應は慶應に来たい子を取りたいと思っています。

慶應は付属校ですから、成績がクリアされれば全員が慶應義塾大学に進学できる。その意味では、進学実績がほしい、ということはないのです。

そうではなくて、慶應というアイデンティティーを継承してくれる子どもたちに来てもらいたい。

だからその意思は明確にしておくことが必要なのです。

なぜ慶應を受けるのか?

大いに話してもらいたいと思います。


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家庭内闘争の無駄



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入学式

昨日は日吉で慶應義塾大学の入学式がありました。

これから新たに大学生活を始める学生たちが楽しそうに歩いていましたが、まあ、ここまでようやくきた、と思われているお父さん、お母さんも多かったのではないでしょうか。

もちろん入学式には多くの保護者のみなさんが参加されていました。

これから中学でも入学式を迎えますが、6年後にはもう大学に進むわけである意味あっという間、という感じがあります。

しかし、この6年間は多くのことを学び、自分の将来を創る大事な時間でもあります。それは勉強ばかりでなく、部活だったり、友だちとの生活だったり、いろいろな面が働いていくでしょう。

大いにこれからの6年間を前向きに楽しく過ごしてもらいたい、と思います。


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親の我慢



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基本を間違えない

これから夏休みまで、模擬試験や組み分け試験、あるいは月例テストなどがあるでしょうが、算数に関して一つ課題を設けてください。

それは正解率を上げるということです。特に前半の計算や一行問題、あるいは基本問題と呼ばれる類は絶対に間違えない、という姿勢で試験を受けてほしいのです。

慶應は全体的には問題数がある程度多く、基本から応用まで幅広く出題されますが、やはり合否を分けているのは実はミスなのです。

難しい問題はやはり正解率が下がります。例えば湘南の5番、6番。普通部の後半の数題などはできない場合もあるでしょう。しかし、前半がきちんととれていれば、これらの応用問題の得点が伸びずともまだ合格する目は残っています。しかし、これで前半もミスをして間違えてしまうと、かなり厳しい状況になってくる。つまり、合格の第一条件は算数の前半で失点をしない、ということなのです。

で、それは今から充分練習ができる。

応用力はこれからつけていけばよいのですが、基本的な問題を解く姿勢は今からきちんとしておかないと、先先、点数が伸びなくなります。

このためには日ごろの勉強からそれを実践する。

この時期、いろいろやることが多いと思います。だから、なかなか応用問題まで手が回らないかもしれない。それはそれで構いませんが、ただし、基本問題や一行問題では絶対に間違えない、という気持ちはしっかり持たせてください。

それが最後、成績の伸びにつながりますから。


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