月別アーカイブ: 2017年11月

総合的な合否判断だから

慶應進学特別は、ベテランの教師陣が指導する集団授業です。フリーダムが子どもの目標に対して個別に学習指導するのに対して集団授業にする意味は、やはり4教科の試験だけでは決まらないところにあります。

慶應は大学附属校ですから、別に大学受験で実績を出す力を求めているわけではない。むしろ、大学卒業までの10年間でそれぞれの素養が開花すればいいと考える分、どちらかといえば基礎的な力が重要視される。

文章を読む力、自分で考え、自分の意見をまとめる力。ものを良く見る力。まったく知らないことでもそれなりに自分で考えて結論を出す力。そういうことを求められる分、今の受験塾でやっていることで不要な部分も多いし、逆に他の学校ではいらない素養が必要な部分も多々あるのです。

だから教師陣があるときはブレーキをかけ、あるときはまったくカリキュラムとは違う内容を学習させて、総合的な合否判断にかなうように指導していく必要がある。ある意味、職人技が必要な部分があるのです。

で、そういうベテラン教師陣がそろったので、集団授業でやることにしました。前職の関係でまだご紹介できないのが残念ですが、時期を見てご紹介していきたいと思います。

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第301回 親が落ちこまないように


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
わからないことをごまかさない


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学校での活動

慶應湘南の活動報告書は、A:家庭での活動、B:学校での活動、C;家庭、学校以外での活動に分かれて各項目1項目について説明するように求められています。

一番難しいのはA;で、特に4年生以降と指定されているので、多くの子どもたちの場合4年生以降は塾へ通い始め、多くの時間が受験勉強に割かれていくので、ここでアピールすることが少ない。なので、それなりに準備をしていかなければなりません。

しかし、案外B;もよく分からない、ということがあるようです。子どもたちが小学校でどんな活動をしているのか、つい受験勉強ばかりが気になって、学校での生活がよくわかっていないという場合はよくある。

案外、この項目が埋没化してしまって、子どもの個性をアピールできていないケースが多いようです。

別に派手な活動が必要なのではありません。子どもがコツコツと学校で続けてきた活動が、子どもの成長にどうプラスになったのか、それを親がどう評価しているのかをまとめれば良いわけですが、当然のことながら子どもたちから学校での話をよく聞いていないといけない。

別に話を盛る必要もありません。面接でちゃんと話ができれば良いので、子どもから良く話を聞いてください。

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お試し受験


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ダブル出願


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出願準備2


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女子の1日校

女子の場合、普通が男子校だから1日は慶應以外の学校を受験することになります。

で、この選択が難しい。湘南、中等部と受験して一次合格すればそれぞれ4日、5日と二次試験になってしまうので、他の学校を受験することができない。

だから1日に抑えたい、というのが最も妥当な選択なのですが・・・。

しかし1日には御三家をはじめ、魅力ある上位校が並んでいる。早稲田実業もあるのです。つい目移りしてしまう。

でもそんなに上を並べては・・・、と塾から釘をさされるケースもあるかもしれません。

でも慶應を2日受けるのであれば、1日はまあ、順当に入る学校を受けた方が良い、と思います。

どちらかを外すのであれば、そこで安全校を考えてもいいが、どうしても両方受ける、ということであれば、やはり安全校の準備をしておいた方が良いでしょう。

1日に入ってしまえば、後が本当に楽です。もちろん先に千葉や埼玉で抑えられていれば、あとは強気勝負でもかまいませんが・・・。

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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
あと何点、積み重ねるか


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出願準備1


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普通部、算数の記述の書き方

普通部の算数はすべて記述式です。

したがって、式や説明を書いていく必要があるわけですが、しかし、それほど解答欄が大きいわけではない。

そこに細かく書いていくと、ちょっと時間がなくなるかもしれないし、実際に細かい字でミスを犯してしまうケースもあります。

だから、簡潔に書く必要がある。

なので、あまり言葉で説明をしない。基本的には式とメモで良いでしょう。式もすべてをかけるわけではありませんから、省略してもかまいません。

120÷8×10=150m・・・PQ
みたいな書き方が一番無難です。

また解答欄の大きさを意識してください。一問の幅は概ね14cm。高さは問題によって異なりますが、4cm~5cm程度ですから、そこに入る範囲を考えなければならないので、やはり過去問で練習しておきましょう。

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5年生は社会に逃げるな


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
一通り過去問が終わったら


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図を自分で描く


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算数で決まる

慶應の合否は算数で決まる、といっても良いでしょう。これは、他の学校でもそうでしょうが・・・。

算数は科目の性質上、問題数を多くする、といってもせいぜい小問で20問から25問程度。概ね1問の配点は4~5点です。

で、理科、社会は1点、2点のことが多い。特に中等部、湘南は理科社会が50点満点だから、どうしても1問の配点が小さくなる。だから、算数1問落とすと、理科社会5問ぐらいで取り返さないといけない。これはやはり大変なのです。

だから、最後まで算数に力を入れていないといけない。今の時期、どうしても知識を覚えることに力が入りやすいし、もちろんそれて良いのですが、ただ、算数にもしっかり力が入っていないといけない。やっぱり合否は算数で決まります。そして算数の点数はミスをするか、しないかで決まります。

だからていねいに、式を書いて、確認しながら解く、という練習を続けないといけない。それが合格への近道です。


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ムリはしない


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遅い子は正解率で勝負


5年生の教室から
記述問題の採点


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