月別アーカイブ: 2013年6月

つばめの巣

つばめの季節になりました。

先日も街を歩いていたら、お店の軒先につばめが巣を作っていました。親ツバメが忙しく出入りして、エサを運んでいるようです。

以前、普通部の生物の期末試験だったかに、普通部通りのどこにツバメの巣があるか?という問題が出た、という話を聞いたことがあります。

基本的にフィールドノートは課せられているので、植物や動物の観察記録を作るわけだから、そういう観察眼を意識させるために、こういう問題が出たのだろうと思いますが、この考えのもとに普通部の理科の問題は作られていると考えて良いでしょう。

生物の出題は多いが、だからといって珍しい動物や植物が出題されるわけではない。気を付けていれば日常生活に見られる植物や動物を出題しているのです。

しかし、今の子どもたちの生活がそういう認識からかけ離れたところにある。その分、普通部の問題は「難しい」と感じられるでしょう。

ただ、入学すればそういう方針のもとにフイールドノートを作ったり、レポートを書いたりするわけだから、それがしんどい、と思う生徒を入学させるわけにはやはりいかない、という面はあります。したがって、家庭でいろいろ生物に対する意識は広げておかなければならないのです。これは6年生になったから、というよりはもっと早くから意識しておいた方が良いでしょう。

家で生物を飼うこともその意識を作る意味で大事なことです。

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慶應が我が子に合うか

往々にして、親自身が慶應だったので、我が子も慶應に、という方は少なくありません。

まあ、かく言う私もその一人ですが、しかし、私の視点はどちらかといえば、我が子が慶應に合うだろうな、と思っていました。

例えば最初から慶應に決めてしまう、ということは多少なりとも先先を限定してしまうことになる。

例えば理系を選ぶ、ということになると、医学部、理工学部、薬学部の3つしかない。逆に考えれば、医学部でも薬学部でなければ理工学部しかなくなるわけで、大学受験をした方がそれなりに可能性を自分で広げられる部分があります。

一方、大学受験がないということは、時間を持て余す部分もあります。ということはやはりクラブ活動なりをしっかりやれないと学校生活は楽しくない。別にうまくなくてもいいが、それなりに部活を楽しめる、という部分はこれは受験校に比して大きい部分があります。高校2年の新人戦で引退、ということはあまりないでしょうから。

そういったいろいろな要素が我が子に合うか、という点で学校選びをした方が良いと思うのです。

自分が出で良かったから、子どもに合うと自動的に考えてはいけない。我が子であっても個性は違うし、どういう可能性が伸ばせるかは、本人次第の部分が大きいが、それでも多少見極めた上で考えた方が良いと思うのです。

慶應は3代慶應、とかそういう家族がいるわけですが、まあ、3代目の母親ほど、プレッシャーがかかるものだと思います。本当は3代慶應である必要は、まったくない。

子どもの可能性が開く学校であれば、それが一番なのですから。

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弓道場

学校にはいろいろな施設が必要です。

プール、体育館、理科実験室、美術室、音楽室などなど。

体育の施設もいろいろで、ある学校ではアメリカンフットボールのグラウンドがありました。卓球場が広い学校もあれば、体育館がバスケットとバレーボール両方できるところもあります。

で、普通部に弓道場があります。

和弓場。

袴をつけて、部員たちが矢を射ます。

弓道場がある学校はそう多くはありませんが、これもまた子どもたちの可能性を開く大事な施設のひとつです。

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水を入れる問題

平成21年度普通部算数の問題。


図1の直方体の水そうの中に図2のような立体を斜線の面を下にして4つ置きます。その後、この水そうに毎秒10㎝3ずつ水を入れていきます。

(1)水の深さが2㎝になったとき、水面の面積は何㎝2ですか。

(2)(1)のあと水そうがいっぱいになるまで何秒かかりますか。

 図2の立体の体積は底面積×高さ÷3になります。

図1

図2

【解説と解答】

(1)は図3のように、三角すいの下から2㎝のところに、1辺が4.5㎝の直角二等辺三角形が4枚できることになります。

図3

したがって12×12-4.5×4.5÷2×4=144-40.5=103.5

(答え)103.5㎝2

(2)高さ2㎝より上の部分については全体の容積が
12×12×6=864㎝3
あるわけですが、4.5×4.5×6÷3の三角すいが4つあるので、
81㎝3になりますから、
864-81=783㎝3の容積になります。

したがって毎秒10㎝3ですから
783÷10=78.3秒かかることになります。

(答え)78.3秒

仕切り板を入れて底面積を変えたり、中に立体を入れて水を入れる問題が増えていますので、しっかり練習しましょう。

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湘南台からの時間

最初に湘南キャンパスに行ったとき、「これは大変だ」と思いました。

キャンパスに入ってしまえば、敷地は広いし、施設は新しいから、なかなか魅力的ではあるのですが、最寄駅からは遠い。湘南台の駅からはバスを使って20分程度。辻堂の駅からも30分はかかるので、身体の小さいうちは無理だなと思い、我が家は引っ越しました。

いざとなればキャンパスから自転車、あるいは徒歩でも帰ってこれるというところに居を構えたわけですが、ということはやはり新しい住まいも最寄駅からは遠いわけで、とてもじゃないが歩けない。

一度、キャンパスから湘南台駅まで歩いてみたことがあるのですが、これはなかなかの距離でした。

中学から入る、ということを考えれば6年間は通うところだから、やはり充分に通学の便を考えた方が良いだろうと思います。あまりに遠いということであるならば、考え直した方が良い、と思うのです。特に中1あたりのときは、ただでさえ電車通学で疲れやすい。そこへもってきて長い時間電車に乗ることは、結構な負担になるので、学校生活が楽しくなくなってしまってもいけない。

やはり最寄駅までは1時間ぐらいで行ける、というのが良いのではないだろうかと思います。
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