月別アーカイブ: 2013年3月

卒業式

今日は、大学院の修了式が記念館で行われていました。はかま姿の女子学生あり、カタコトの日本語で同級生と話す外国からの留学生あり。やはり大学院の修了式は学部の卒業式とはまた色彩が違います。

これで諸学校の卒業式を含めすべての卒業式が終わりましたので、次は4月からの入学式になっていきます。

また新しい学年に進み、新入生を迎えて各キャンパスはにぎやかになるでしょう。

普通部の前の桜が見事に桜吹雪になっていました。

今年は桜が早かったので、卒業式の花でしたね。

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中和に関する問題
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早稲田大学、クオーター制導入
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4年生・5年生・6年生

普通部も、中等部も実は中学だけの単独校です。

一貫校ではあるのですが、中学卒業後、進む高校を再度選ぶことができます。

男子は、塾高、志木高、湘南、ニューヨーク学院、女子は湘南、女子高、ニューヨーク学院。

したがってまた高1から新しい学校で生活が始まるわけですが、湘南は唯一、中高が同じ校舎にあるので、高1、2、3と言わない。

4年生、5年生、6年生といいます。

中高一貫校では、この呼称を使う学校もありますが、慶應では湘南だけです。中高が同じキャンパスにいるから、上下の関係がさらに濃くなることは間違いなく、部活も中高では別々に活動しても、何となくつながりが出てくるのでしょう。

その雰囲気がやはり女の子には人気があるのかもしれません。

中等部と湘南両方合格して、共に同じぐらいの通学時間だとすると、女の子は比較的湘南を選ぶケースが多いように思うのです。

先輩たちの姿をはっきり見られるから、というのは案外大きな要因になっているのかなと思うのですが。

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物語文の題材
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父親の役割
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留年

慶應は、どの学年でも留年があります。

1年間の成績や学習態度を見て、進級を決めることになるわけですが、単位が足りているつもりが、実際にふたを開けてみると必修単位が不足していたり、成績が振るわずに思わず、留年することがあるわけです。

留年は、早くからわかる場合もあるし、あるいは3月になって初めてそれを知ることもあるわけですが、いずれにしてもそうなると、ブルーな気分であるに違いない。

4月からは一年下の学年に編入されるわけだから、気持ちとしても振るわない。同級生が先輩になったりするから、これも気持ち的にはしんどい。

しかも、同じ学年には2年しかいれないので、次の年に上がらなければ放校になるので、プレッシャーもかかる。

と、そういう経験をした子どもたちが、塾内には案外いるものなのです。

ただ、失敗してしまったものは仕方がない。1年余分にかかった以上、それが自分にとってプラスになるように考えていかないといけないわけです。

例えば勉強について言えば、単位を取れるだけとってしまおう、と考えることもできるし、あるいは多少単位に余裕があるのであれば、他の勉強をしてみてもいいかもしれない。

外国語をちゃんとやろうとか、資格をとるための勉強をしてみようとか、違う習い事をしてみようとか。

もちろん次に落ちてはいけないわけだから、それなりにやらないといけないわけですが、それだけにとどまらず、もうひとつ何かプラスを考えればいい。

1年余分にかかった分、あれが良かったんだ、ぐらい言えるようにすると良いのです。

家族の冷たい視線に耐えて。
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おおぎ形の問題
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個別を増やしていいのか?
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普通部、最初の計算問題

今年の普通部の最初の計算問題は

123456×63+7×7

でした。

ここ2年、最初の計算が整数になっていて、やはりこれは多少何か工夫したいところではあります。

そんなことを考えている暇があったら、計算した方が良い、と考える向きもあるかもしれませんが、ポイントは7にあります。

123456×63+7×7=123456×7×9+7×7=7×(123456×9+7)=7×(1234560-123456+7)

=7×(1111104+7)=7×1111111=7777777

ということで7が7つ並ぶのが答えでした。

最初に、がーっとカリカリ計算を始めるよりは、こんな工夫を考えてみることを求められているように思うのですが。

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複数回入試の増加
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出題傾向は変わりにくい
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慶應湘南藤沢中等部 学校別対策の考え方(4)

さて、最後は社会です。

理科と同様、25分 50点満点。

今年は大問7題でした。
小問の数でみると、28問。したがって1問1点、ないし2点の配点という感じです。 2012年は大問7題。 2011年は大問6題ですから、だいたいこのくらいの問題数で推移してきています。

社会は大きく3つの分野に分かれることになります。地理、歴史、公民・現代社会ですが、それぞれ2題ずつ出題して、ボリュームのバランスからもう1問のテーマが決まっている感じです。

地理は、1問が地図の関する問題が最近は多く、もう1問が地誌的問題。今年は【1】、【2】と地理で【1】が地図の読み取り、【2】が九州地方の地誌でした。

今年の歴史は【3】~【5】の3題。ただ【4】の小問が2題しかありませんでしたから、分量的にはほぼ地理と同じぐらいでしょう。

【6】、【7】は国会と憲法でした。

したがって今年はバランスが良く3分野から出題されていて、記述が少なく、時事問題の出題はありませんでした。記述問題は例年、もう少し出題されるイメージがあったのですが、今年は「ねじれ国会」を説明するものだけでした。

知識の問題レベルはそれほど細かいものではありませんが、しっかりとした基礎知識は求められています。歴史年号は並び替えの問題が出題されることが多いので、必須ですし、地理、歴史、公民ともに幅広く出題されていますから、穴のないように勉強していかなければなりません。

以前は統計データから自分の考えを述べたり、時事や国際社会に関する問題も多かったのですが、ここ数年は少し簡明になってきている印象を受けます。

ただ、そうなってくると平均点が上がってくるので、また変わってくる可能性が高いでしょう。

いずれにしてもまず基礎的な知識をしっかり覚えること。地図の出題頻度が高いので、地図の見方について練習をしていくこと。日本と世界の関係についてニュースなどに気を付けること。の3点が要注意かと思います。

社会については、基礎的な知識を覚え始めるのが夏休み以降でしょうから、並行して過去問をやりながら知識の精度をあげて確認するとともに、問題演習をしながら自分の知識を深めていけば良いでしょう。

「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)
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受験学年ではあるけれど
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進学校が導くモチベーション
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