月別アーカイブ: 2013年1月

10日間の準備

千葉の入試も始まり、慶應の入試まではあと10日ほどになりました。

この時期の勉強は、いろいろ考えられるのですが、しかし、入試もあるので落ち着かない部分もあるでしょう。

基本的には

1)過去問の練習
2)暗記テキストの練習
3)塾の復習

ということになってくると思います。慶應に関して、加えるとすれば

1)中等部対策としての文学史、短歌・俳句の知識、季節、手紙文の用例、ことわざ、慣用句などの知識について確認をする。

2)普通部対策として、生物の図や動物、植物の知識を確認する。

3)湘南対策として、記述の練習をする。(特に百字作文。)

というところでしょう。とはいっても、与えられている時間はそれほど多くはないので、すべて万全にできるわけではありませんが、それでも文学史などは他校の出題に比べれば出題頻度は高いので、充分に注意したいところです。

生物の知識は、特に樹木、微生物などは注意が必要でしょう。暗記テキストなどを中心に確認をしてください。

あとは過去問の精度を上げること。すでに複数回やっている場合もあるでしょうが、最後まで緊張をゆるめず、「ていねいに」解く練習を続けてください。これは練習ですから、取るべき点数をきちんと取ることが目標です。やった問題でもミスをすることはあるので、ミスを減らす工夫をしながら解き進んでください。

一番大事なのは、しかし、体調管理でしょう。この10日間は本当に注意して、けがや病気をしないように気を付けてください。

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試験会場に向かう途中で
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

ヤマをはる子
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整理して書き出す

平成19年 慶應中等部の問題です。


次の例のように、ある整数のすべての位の数をかけ合わせて、その答えが1ケタの数になるまでこれを繰り返します。次の問いに応えなさい。

(例)
327→3×2×7=42 → 4×2=8
73 →7×3=21 → 2×1=2

(1)279の最後の答えはいくつですか。

(2)最後の答えが6になる2ケタの整数は(   )個あります。


(1) これは計算をしていけば良いでしょう。

2×7×9=126 1×2×6=12 1×2=2 より2 

(答え)2

(2)こういう問題は、整理していくしかありません。それぞれ場合を分けて考えていきましょう。

6=1×6 もしくは2×3

したがって、2ケタの整数はまず以下の通りだけ考えられます。

16 61 23 32

さらに 1桁の2つの整数の積になるものが16と32なので

 16=2×8 4×4 28 82 44
 32=4×8 48 84

このうち、1桁の2つの整数の積になるものが28と48

 28=4×7 47 74
 48=6×8 68 86

以上から、

16 61 23 32 28 82 44 48 84 47 74 68 86 より13個    

(答え)13個

数えもらしの内容に注意して解いていきましょう。

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力のつりあいの問題
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第一志望と言わないと合格しないの?
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二十四節気

暦の上では春、みたいな言い方をしますが、二十四節気から来ています。

二十四節気というのは太陰暦ではなかなか季節感が出なかったので、太陽の黄道位置から1年を24等分してそれぞれの季節に合うことばを付けていったものです。月の前半を節(せつ)といい、月の後半を中(ちゅう)といいます。
ただ、ことばの由来として中国から出ているので、日本と多少季節感がずれることもあるわけですが、一覧にすると以下のようになります。

各季節は立春、立夏、立秋、立冬で始まり、春分、夏至、秋分、冬至がそれぞれの真ん中になります。

季節感という意味では、こういうことばの由来も知っておいて良いでしょう。

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「ていねいに解く」とは?
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教わる量
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リベンジ

慶應は高校での募集人員が多いので、中学で残念だった場合、3年後を目指す子どもたちが少なくありません。

中学受験で一緒に勉強していた子どもたちが、中学受験の合否でいったん分かれ、高校受験をがんばってきた子どもたちが3年後また高校で一緒になる、ということが良くあります。

中学から入った子と高校から入った子がまとまって、塾に遊びに来ます。しかし、良くしたもので誰が高校から行ったかはすぐわかる。

やはり高校から行った子どもたちはそれなりに3年間分の成長をしています。模擬試験もあっただろうし、進学に関して親や先生との葛藤もあっただろうが、それがやはり子どもたちの成長にプラスになっているのか、中学から行った子どもたちに比べれば明らかにしっかりしているという印象を受けます。

3年間、諸学校でやってきた子どもたちと、例えば英語を帰国子女と戦いながら自分の力を磨いてきた子どもたちではやはりそれは差がある。これは大学でも同じでしょう。それぞれは力があるが、それをしっかり鍛えたかどうか、というのはまた別の話です。

中学受験が終わるとすぐ、高校受験になります。

3年前の子どもたちがいよいよ受験を迎えます。今まで頑張った分、それは本人に大きな力を与えてくれているので、ぜひここまでのがんばりを発揮してほしいと思います。

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平面図形の問題
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子離れ
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携帯電話

お子さんに携帯電話を持たせておられるご家庭も多くなったと思います。

待ち合わせに便利ですし、何かあったときに連絡もできるのですが、では入学試験に持って行ってもよいのでしょうか?

実際に迎えに出るときに待ち合わせをするのだから、携帯を持たせておこうと考えられるかもしれませんが、持ち込まない方が良いでしょう。

普通部:携帯電話、計算機、計算機つきの時計等、下敷き、万年筆、ボールペン、色鉛筆は持参しないでください。また試験に影響するような激励文等の書かれたバッグは持ち込めません。

中等部:計算機、計算機のついた時計、携帯電話の持ち込みは禁止しています。

湘南:携帯電話等の通信機器を試験会場に持ち込む場合は試験場入口で必ず電源を切り、かばんの中にしまってください。時計として使うこともできません。

表現で言えば、湘南は持ち込んでもいいが、会場内で電源は入れるな、ということであり、普通部、中等部は持ち込み自体が禁止されています。

ということで、結論は持っていかせない、が良いでしょう。

でも、はぐれちゃったら、どうしよう? 公衆電話なんてかけたことがないし・・・と心配される方もいらっしゃるかもしれません。しっかり待ち合わせ場所を決めておいてください。

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実力を発揮するコツ
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問題文を読み飛ばさない
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