経済史の問題

これは2010年慶應湘南の問題。


次の戦後の日本経済について書かれた各文を読み、問いに答えなさい。

(あ)アジアのある地域での戦争をきっかけに、アメリカ軍から物資の注文が相次いだことにより、「もはや(ア)ではない」といわれるまでに経済は成長した。

(い)土地や株式の値段が急激に上昇し好景気を迎えたが、それらの下落とともに金融機関を中心に経営が悪化した。この経済の変動は「(イ)崩壊」と呼ばれた。

(う)GNP(国民総生産)が初めてアメリカについで第2位になるまで経済成長をとげ、この時期に各家庭に(ウ)が普及した。

(え)アメリカの金融機関の倒産がきっかけで世界的な不景気に巻き込まれ、その対策として(エ)内閣により定額給付金が支給された。

(お)(オ)戦争をきっかけに、OPEC(石油輸出国機構)が石油の輸出を制限したことなどから、物価の急上昇がおこった。

問1(ア)にあてはまるものを選び、番号で答えなさい。

 1 日本  2 アジア  3 戦前  4 戦後

問2 (イ)にあてはまる語句をカタカナ3字で答えなさい。

問3 (ウ)にあてはまるものを選び、番号で答えなさい。

 1 テレビ  2 ラジオ  3 パソコン 4 携帯電話

問4 (エ)にあてはまる人物の姓名を漢字で答えなさい。

問5 (オ)にあてはまる語句を答えなさい。

問6 (あ)~(お)の文を古い順に並べ替えなさい。


(解答)

問1 「もはや戦後ではない」ということばは1956年の年次経済報告「経済白書」に載ったことばで、これは有名でしょう。

問2 バブルがはじけた、というのは今も時々聞くことばだろうと思います。

問3 三種の神器は「白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機」ですね。

問4 この時は前年にやめた総理大臣でしたので、知識としては必須だったと思います。しかし、今回の内閣でも名前が出てきましたから、今後また問題になるかもしれませんね。

問5 この第四次中東戦争がオイルショックの発端でこれが1973年です。

問6 並べてみると、

あ 1956年
い 1980年後半
う 1950年後半
え 2008年
お 1973年

ということになるので あ、う、お、い、えの順番になります。

円高、円安の仕組みぐらいは知っておいて良いと思いますが、基本的には新聞に載る「名詞」が問題になるということです。そういう意味では、あまり細かい知識を覚えなくても大丈夫でしょう。

問1 4
問2 バブル
問3 1
問4 麻生太郎
問5 第四次中東戦争
問6 あ→う→お→い→え

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ていねいにやると遅くなっちゃうんだよ
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朝型にならない
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インターネット発表で安心しない

慶應湘南は一次試験、二次試験ともインターネットで発表を行ってきました。

まあ、遠いので、こういう方法が取られるのは良いことではあるのですが、しかし、合格したからといって安心してはいけません。

例えば一次試験は合格した後、二次試験に進むのですが、インターネット発表を見たら、あとは自動的に二次試験に進めるわけではありません。

例えば一次の発表は2月4日11時からあるわけですが、インターネットで合格したことがわかったら、すぐに湘南に向かわなければなりません。

この締め切りは15時までです。つまり4時間の間に学校に行って、受験票を提示し、二次試験受験心得を取得しなければならないのです。

二次試験受験心得は、二次試験の集合時間や持ち物などについて書かれていますが、この手続きをしないと二次試験には進めません。

受験心得には以下の通り書いてあります。

*発表時間内に所定の手続きがなされない場合は、事情の如何を問わず、「二次試験受験の辞退」として処理されますので、あらかじめご注意ください。

下線まで引いてあります。

だから、この手続きの段取りをちゃんと予定しておいてください。

もちろん本人でなくても良いが、受験票を提示しなければなりませんので、受験票もくれぐれも忘れないようにしてください。

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雪も想定しておこう
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倍率は気にしない
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決める方法

2010年普通部社会の問題


ある35人のクラスでは、来週、校庭で球技をする予定なので、学級会で種目を一つに決めることにしました。提案された種目は、ドッジボール、ソフトボール、バレーボールでした。クラス全員の希望種目を投票用紙で採決してみると、それぞれ13票と12票と10票でした。採用する種目は(    )に達することを条件にしていました。しかし、どれもそれを満たしていなかったので、明日もう一度決め直すことにしました。

実は慶太君はバレーボールを強く希望していました。義男君はドッジボールかソフトボール希望でしたが、どちらかというとドッジボールがよかったのでドッジボールに投票しました。また、慶子さんはどれもよかったのですが、仲のよい友人がソフトボールにしたことがわかったので、やっとソフトボールに決めることができました。このように、各自の希望の強さはいろいろな状況にあったのです。

(1)(     )に当てはまることばを漢字で書きなさい。
(2)下線部のような状況で、各自の希望の強さを反映できる採決の方法として、最も適当と思う方法を一つ書きなさい。ただし、(    )の条件を満たす必要はありません。


入試問題は各校の教科でいろいろ議論がある中で決まっていきます。この問題は、単に社会の知識を知っているということではなく、それをどう活かすかというところに視点を持っているのだろうと思いますが、答えに関してもまたいろいろ議論があるだろうと思います。

(1)は過半数で、これは問題がないでしょう。

(2)は一番考えなければならないのは、それぞれが持つ希望の強さです。それを投票でどうやって表現すればいいかという工夫になるわけです。

ひとつの考え方として優先順位をつける、という方法があるでしょう。種目は3つですから、1位が何、2位が何、3位が何、という投票の仕方をします。そして、1位の点は3点、2位は2点、3位は1点というように点数化することで、それを合計して希望の強さを表現する方法が考えられるでしょう。

採点のポイントとしては、希望の強弱を表す方法、ということにどういうアイデアがあるかということなので、その強弱の表し方が加わっていれば得点になったのではないかと思います。

ただ、この入試問題を最初に読んだ時に、子どもたちが驚かなければいいなあ、と思いました。こういう問題は当然、前例がないわけで、だからこそ、そこから考える着想力が試されるわけですから、「これはおもしろい」と思って解ける心構えを持っていてほしいと思います。

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第63回 小学校の先生との関係
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出願書類のコピーを忘れずに

慶應は3校とも面接があります。

その面接は、出願書類をもとに聞かれることが多い。湘南は活動報告書がありますし、また中等部も普通部の志願理由や、自己紹介などの文章を提出しています。

だから、コピーを忘れないようにしましょう。

何を書いて提出したのか。

実際に何を聞かれるのか、想定した練習をこの後するわけですが、しかし、元となる資料をしっかり手元に残しておかないと、練習にはなりません。

特に湘南と中等部は親の面接もありますから、試験前には出願した書類をしっかり読み返してください。

まずは何を書いたかをしっかり頭の中に入れることが、面接対策の第一歩です。

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外出は充分気を付けて
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勢いに乗る子
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仲間外れを探す

2012年慶應中等部の問題です。


次のA群のア~カのグループには、それぞれ性質の面で他の3つとは異なる液体が1つずつ含まれていて、B群の中に異なる理由を説明した文があります。それぞれ性質の異なる液体の番号を解答らんのAに、その理由の番号を解答らんのBに書きなさい。
〔A群〕
ア:1 塩酸   2 食酢  3 蒸留水   4 エタノール
イ:1 水酸化ナトリウム水溶液 2 食塩水   3 石灰水   4 石けん水
ウ:1 牛乳   2 エタノール 3 しょう油   4 サラダ油
エ:1 塩酸   2 重そう水 3 炭酸水   4 アンモニア水
オ:1 リンゴ果汁   2 牛乳 3 食塩水   4 砂糖水
カ:1 食塩水   2 砂糖水 3 レモン果汁   4 食酢

〔B群〕
1 この液体以外はアルカリ性を示す
2 この液体だけは卵の殻を入れると泡が出る
3 この液体以外は水とよく混ざる
4 この液体以外は電流を通す
5 この液体だけは水に気体が溶けたものである
6 この液体だけは加熱したときに固体が残る


昔は結構、この仲間外れ問題が、パターン化していました。最近はあまり見かけなくなっていましたが、仲間外れはなかなか奥が深い。いろいろな要素が考えられるからです。だから、ヒントが下の理由ということになります。
ヒントを上から順に考えていきましょう。ただ、B群にあまりが出ないので、比較的やりやすいだろうとは思います。

アは溶質の問題。塩酸が気体、それ以外はすべて溶質が液体です。
イはアルカリ性。食塩水以外はすべてアルカリ性です。
ウは水にとけやすいか。サラダ油は分離します。
エも溶質の問題。重そう水だけ、固体が残ります。
オは卵のから。リンゴの果汁は酸性。酸性の溶液にはからが溶けだします。
カは電気。砂糖水は電気を通しません。

となるわけですが、結構、面倒でしょう?
 
(答え)
ア A 1 B 5 イ A 2 B 1 ウ A 4 B 3
エ A 2 B 6 オ A 1 B 2 カ A 2 B 4

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熱量の計算
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