月別アーカイブ: 2012年7月

はやくも

実が付き始めました。

雌花の写真を撮ったのですが、残念ながらピントはずれ。

あっというまにもう実がついて、花は去っていました。

雌花はまたの機会に。

しかし、順調に育っております。

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酸化の計算問題
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

夏の合宿って意味があるの?
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規則性の問題

パスカルの三角形という規則性があります。

高校に行けば二項定理で、使う数ですね。

(x+y)の二乗はx2+2xy+y2 と展開できますが、その係数は1、2、1となります。
三乗であれば1、3、3、1 4乗であれば1、4、6、4、1
となるのですが、この並びにはある規則があり、これをパスカルの三角形と呼びます。

この規則が比較的良く出題されます。

以下は平成17年の中等部の問題。

図のように、あるきまりにしたがって1段目から12段目まで数を並べます。次の問いに応えなさい。

(1)Aに入る数は(   )で、Bに入る数は(  )です。
(2)12段目に入るすべての数の和は(    )です。


(1)

規則は簡単で、上の2つの数の和になっているということです。
例えば4段目の3は上の1と2が加わっている。

それがわかれば全部埋めていけばいいということになるわけですが、AとBを求めればいいので、それがわかるところだけ入れていきましょう。

ということになるので、

Aは36 Bは210です。

(2)

各段の和にも規則があります。
1→2→4→8→16・・・

n段目の和は2を(n-1)回掛け合わせたものになっています。

したがって12段目は2048になります。

これはその場で出してもいいが、知識としてしっていて良い問題でしょう。

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自信をつける源
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不安なテーマに時間をかける
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慶應にするか、早稲田にするか

中学受験の場合、慶應にするか、早稲田にするか、という選択に関して言うと、家族がどちらの学校を身近に感じているか、ということが一番の理由のように思います。

慶應でも早稲田でもそれはあまり変わりがない。つまり、自然にどちらかに分かれてくるケースが多いのです。

「親戚の子が慶應で」
「私が早稲田なので」(お父さんの発言)

まあ、そういうきっかけが多いだろうと思います。ところがある早稲田大学の先生のお子さんが慶應を受験する、ということになった。たまたまお父さんが面談に来られたので

「どうして、早稲田ではないのですか?」

とつい、聞いてしまいました。

「私は研究者で、慶應の先生や学生とも付き合いがあるのですが、うちの子には慶應が合っていそうな感じがするのです。いや、早稲田が悪いというわけではありません。これは親の直観みたいなもので。」

なるほど、と思いました。

どちらも良い学校だと思うので、これはご家庭の選択にいつも従っています。ただ、早稲田の受験日は、悩ましい。

1日に早稲田高等学院も早稲田実業も早稲田中学も並ぶ。男子はどれかを選ばなければならないのです。

慶應だと1日が普通部、2日が湘南、3日か中等部とまあ、慶應の中で選ばなくてもいい。しかも湘南以外は高校を改めて選択します。

しかし早稲田は1日を選ばないといけない。その分、同じ早稲田でも「僕は早稲田中学がいい」と選んでいるので、帰属意識は学校に対して強くなります。

慶應は3つのうち、どれかに入ればいい、みたいな気持ちが多少働くが、早稲田の男の子は最初からそれを選んでいる分、自分の学校に対する思い入れは強いかもしれませんね。

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平面図形の問題
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試験休み
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横浜初等部 説明会の受付が開始されました。

8月25日 9月1日に開催される横浜初等部の説明会の受付が開始されました。

横浜初等部 ホームページ

すでに8月25日の1回目は締め切られています。

すべて同じ内容ですが、事前申し込みが必要となりますので、受験をお考えの方は早めにお申し込みください。

会場は慶應義塾三田キャンパスです。

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夏期講習を休む
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知識は使えなければいけない
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慶應湘南藤沢中等部帰国枠

慶應の3つの中学の中で、帰国枠があるのは慶應湘南だけです。

多様なキャリアを持つ生徒が学校に集い、お互いがお互いに影響しあいながら、生徒たちの新たな資質を生み出していく、というのがコンセプトですから、高校の全国枠もそうですが、他校に比べて入試には特徴があります。

今年の入試の帰国枠条件は以下の通りでした。

下記の条件をすべて満たしている者に限ります。
1. 1999年4月2日から2000年4月1日までに生まれた者。
2. 次の①か②の条件のいずれかを満たしている者に限ります。
① 2011年1月以降に帰国した者または帰国予定の者で、帰国日から遡って国外在住期間が継続して2年以上の者。
② 2005年9月1日から2012年3月31日までの間に、通算3年以上国外に在住した者。
(注:国外の学校の学期終了が国内の学校の学期開始と一致しない等の理由で、通算3年間以上の算出に不明な点がある場合は、お問い合わせください)
3. 湘南藤沢中等部に入学後、父、母または親権者のもとから通学できる者

他の学校に比べて、やや帰国条件は緩やかですが、入学後は父、母あるいは親権者のもとから通学することが求められます。中学校の間は寮、下宿などの利用はできません。

一次試験は算数と国語については、国内一般受験生と同じ問題を受験します。

あとは外国語作文を選ぶか、理科・社会の試験を受験するか、どちらかの選択になります。理科、社会の問題は国内生と同じになります。

なお外国語作文は、基本的に英語ですが、それ以外の言語での作文を希望する場合は、出願書類を郵送する前に事前相談が必要となります。

海外で、入試準備をされている方も多いと思いますが、4教科の試験については国内生と同じ問題になります。ただ、合格ラインが国内生と違いますので、その点がやや緩やかになる可能性があります。外国語作文のレベルは結構高いので、どちらを選ぶかは悩ましいところですが、少なくとも英語の作文については英検準1級程度の力は求められると考えられた方が良いでしょう。

秋以降の学習や学校の環境を考えた上で、早めに選択して準備を進めてください。

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模擬試験の記録
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子どもの疲れを見逃さない
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