中学受験」カテゴリーアーカイブ

湘南に近い子はあまり多くない

湘南の生徒の平均の通学時間は90分ぐらい。

やはり他校に比べると圧倒的に長いです。でもまず駅からの距離が遠いのだから仕方がない。湘南台にしても辻堂にしても、そこからバスで30分はみた方が間違いない。

駅まで1時間で行ったとしても90分ぐらいになってしまう。

だから、遠いのは仕方がない部分があるのです。

しかし通学は毎日のことだから、やはり近い方がいいのだけれど、そんなに近くから通える子はそう多くないのも事実です。高校になれば親元を離れることが許されるが、中学の間は保護者の元から通わなければなりません。

だからあまり遠くなるのも問題だが、90分ぐらいは仕方がない、と考えていいでしょう。

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勢いのつく併願作戦を
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これで受験は最後にしたい

ある生徒が、「どうして慶應を受けるの?」と聞かれて「これで受験は最後にしたい」と言ったそうです。

これはさすがに面接の受け答えとしてはあまり感心しないものの、しかし、気持ちとしてはわかることころはあります。

大学受験のようにある程度本人にも十分にその力があり、気持ちもあり、自分で処理する力ができてからの勝負ではないので、本人なりに相当しんどい思いをしたのでしょう。

しかしながら・・・。

じゃあ、勉強が最後になるわけでは実はない。また、進学に関しては内部競争がしっかり残っています。

例えば人気のある学部に全員が入れるわけでは当然ない。

医学部は狭き門ですが、それ以外にも定員札止めになる学部があるわけで、その意味で考えたらまだまだ勉強も競争も続くのです。

さらに言えば再修制度もある。

普通、受験校の場合、成績が悪くても一応進級させるところがほとんどでしょう。

しかし慶應の場合は中1から落ちる。

落第して次の年に進級できなければ、そのまま退学になります。

その意味では、まだまだプレッシャーはかかるわけで、受験を最後にしたい、というよりは「~をやりたい」という前向きな志望理由を考えておきましょう。

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第157回 強気と弱気
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アウトプットとインプット
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時事問題よりも

そろそろ時事問題集が発売される時期になりました。

慶應もときどき時事問題が出題されるので、ノーマークというわけにはいきません。1冊ぐらいは手に入れて、一通り目を通しておいた方がよいとは思います。

ただ、最近、そんなに明確に時事問題、として出題されることはあまりありません。

小学生として、現代社会についてそこそこ知っておいてほしい、と思っていることは間違いありませんが、しかしあまり細かいことを覚えてもしかたがない。

時事問題集にもしっかり知識をまとめている部分がありますが、あまりこだわらなくてもいいでしょう。

一方で、世界地図については結構大事だと思っています。

今年の普通部では、安倍総理の政府専用機の問題が出ていましたが、要は世界地図の問題なのです。以前、福沢諭吉の海外渡航に関して行った先の国の地図の問題が出たこともあります。国際化が進む中で小学生も海外の国々ついてはある程度知っておいてほしいと思っているのは間違いないので、話題になった国と位置はしっかり地図で確認しておきましょう。

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食堂のある学校
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社会出題の視点

社会は知識を覚えなければいけない科目です。しかし、地理にしても歴史にしても知識と呼ばれるものはたくさんある。入学試験もテストである以上その知識を覚えているかを試す部分 はあるわけですが、だからと言って小学生に対して重箱の隅をつつくような問題を出しても仕方がない。

やはり我が校に入学する生徒にはこのくらいは知っていてほしいという観点でまず内容を絞ります。それには2つの基準があって、一つは小学校の教科書に乗っているものは当然知っていてほしいというのがあります。もう一つの基準は塾のテキストに載っているレベル。これはおおむね中学校の教科書にそう部分ではあるが、せっかく塾で勉強したわけだから、そこからも試そうとという基準があります。

しかし、一方で別に大学入試があるわけではないので、あまり細かいことを聞くよりは、小学生なりに社会のことを考える姿勢を持っていてほしい。考察力や、日々の生活で気づいていてほしいことはあるわけで、そういうことを尋ねたいという意図も厳然とあるのです。

そうやって3つの視点で過去の入試問題を見てみると、なるほどと思うことはたくさんあります。知識を覚える一方でニュースや統計、地図など幅広く見ておくことが対策として必要でしょう。

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気体の重さに関する問題
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これは何のためにやるの?
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理科出題の視点

慶應3校ともそれほど難しい理科計算の問題が出ることはあまりありません。理科計算が出ない、ということではないが、例えば受験校のような複雑な計算が必要なものはまず出題されないといっていい。

これはやはり大学受験の必要がない、ということに理由がありそうです。

その代わり、やはり観察と考察という点はかなり突っ込んで問題が作られています。動植物の問題が多いのもその一端でしょう。

実際に写真とことばでその植物を知っている、というだけはなく、花びらの形はどうなっているのか、いつ花を咲かせ、いつ実を実らせるのか、そういうことに関心が及ぶことを望んでいます。

また、近年は実験の結果に対する考察の問題も増えてきています。

実験や観察の結果を文章や表にして問題に出し、そこから考えられる結果を考察したり、あるいは対照実験を考えたりする問題は、単に知識を覚えているだけでなく、資料からどういうことを考えるのか、その考察力を試したいという狙いを持っています。

入学後レポートや実験が多い学校ですから、その分、そういう力が足りないと学校での生活が苦しくなるのは見えているので、入試問題からその見聞を明らかにしたい、と考えられています。

他校にこれらの類題はあまりないので、主としてこれまでの出題を勉強するしかありませんが、ただ暗記するのではなく、写真や図にもしっかり関心を持ち、たまにはスケッチの練習もしてみてください。

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将来に対するモチベーションづくり
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朝型への挑戦
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