過去問を始める時期

慶應の今年の過去問がすでに出版されています。

最近は出版が早くなったなあ、という気がしますが、これもやはり塾のカリキュラムの前倒しが影響しているのかもしれません。

で、いつ始めるべきか?は、いつ始めても良い、というのが結論。

「過去問をやってできないと自信をなくすから」という話がありますが、もっとあとになってできなかったら、どうするんだろう?と思います。むしろ早めにできないところをできるようにしていくことの方が必要ではないか?

「過去問は直前にやって力試しをしましょう」という話もありますが、力試しは模擬試験でやるもの。家でやるときは、試験みたいな緊張感が出るわけはないので、むしろ塾のテキストと同じように勉強していくべきものです。

まず、国語はすぐにでも始められるでしょう。

塾でやる国語の問題も大方、過去の入試問題であることが多いので、だったら受験する学校の過去問をやって早く傾向に慣れた方が良いでしょう。

ただ、理科や社会は知識をしっかり覚えてからやった方が、問題の本質がわかっていいので、これは夏休みぐらいからでもいいでしょう。

算数は、すでのカリキュラムは全部やっている、ということであるならば、一応勉強はしたわけだから、もう始めても何の問題もないのです。

ただ、できなかった問題はしっかり復習してください。これが一番の勉強ですから。

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よみうりGENKIフェスタ
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いつから塾に行き始める?

慶應は2つの小学校があります。

慶應幼稚舎と慶應横浜初等部。が、まあ狭き門であることには変わりがないし、実際何ができれば入るのか、素人目にはわかりにくいところがあります。

で、結果として残念だった場合、次は中学受験、ということになって、早速もう受験塾に通ったり、通信教育を始めたりされるご家庭が少なくないでしょう。

でも、それだと失敗するケースが多いのです。

そんなに長い間、子どもたちの関心が受験に向くはずがない。特にまだ小さいときは、友だちと遊ぶことでいろいろ学ぶことが多いので、何もそんなに急いで塾にやることはない。

今は一般的に小学校3年生の3学期から始めることが多いでしょうが、別にこの時期に合わせる必要もありません。

例えば家で少しずつ教材をやりながら、スポーツや習い事を進めるのでもいいのです。時期的にはせいぜい4年生の秋ぐらいからでも十分でしょう。

ただ、そんなのんびりしたことを塾は許してくれません。「そんなことをしていたら、遅れてしまいますよ」

でも、例えば家庭教育中心でがんばってきた子どもが、小学校6年生の秋に模擬試験で優秀な成績をとったら、いろいろな塾からきっとお誘いがかかるでしょう。要は結果です。

特に小学校受験をした場合は、いったん緩めることが大事です。スポーツでもいいし、音楽でもいいし、本人の関心のあることを中心にいろいろ、楽しむ。家族で旅行に行くのもいいし、遊びに行くのもいい。

4年生になってから、すぐ塾に入ることも別に薦めません。少しずつ勉強を始めて、よしそろそろいいかな、と思ったら初めて出す、でいいのではないでしょうか。

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成績の上がり方
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湘南2015年結果

慶應湘南の2015年の結果が発表されました。

2015年慶應湘南藤沢中等部入試結果

今年は慶應中等部の二次1日化があり、またサンデーショックでもあったので一般の受験者数が大幅に減少しました。

したがって一般の一次倍率は1.7倍となりました。また今年は帰国の受験者数がやはり減少して1.5倍の倍率となったのが目を引きました。

結果として、一般の二次の倍率も2倍を割り込む結果となりました。

補欠打電数は25と例年に比べればやや少ない数となり、二次試験の絞り込みはある程度成功していたと考えるべきかと思います。

2014年慶應湘南藤沢中等部入試結果

2013年慶應湘南藤沢中等部入試結果

中等部の一次化は、来年も続くのでその影響は少なくないと思われるものの、女子はサンデーショックではなくなるので例年通りの数に戻るのではないかと思われます。

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私立一貫の強み
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新学年1ヶ月の面談
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2015年の慶應入試を振り返って(3)

今回は理科です。

普通部は、大問4題。
1問目がクリの木に関する問題。クリの葉のスケッチを選んだり、クリのなかまを選ぶなど、やはり普通部の理科らしい問題であったと思います。
2問目は家にはいってくるもの、家から出て行くものという観点で電気や水などについての問い。配水管の汚れをとる水溶液、は普通部らしい家庭科問題でした。
3問目は人体の問題ながら、骨がとのくらいの力で折れるのか、ストローを使って実験して、その結果からの考察を答える問題でした。ここのところ出題が増えているPISA型の問題といっていいでしょう。
4問目は動物に関する問題。今回のテーマはイワシ、ナミテントウ、ライオン、ススメバチ。これも普通部らしい観点から出題されていて、現代の都会っ子にははなはだ難しい問題になっていたと思います。

湘南は、大問4題。
1問目は力に関する問題で、ばねに関する計算問題でした。それほど難しくはないと思います。
2問目は生物に関する問題。ほ乳類と生態系に関する問題ですが、45字の記述問題が出ていました。イワシを大量にとったとき、イワシの個体数が減る以外の変化について説明させる問題でした。
3問目は望遠鏡に関する問題。すばる望遠鏡についての問いの他、系外惑星に関する問題も出題されていました。
4問目は水素の燃焼に関する問題。問5のうち、3問が計算問題になりました。

4つを物理、生物、地学、化学ときれいにそろえて、かつ計算問題が比較的多かったので受験校に似た問題になったように思いますが、問2のような問題は湘南らしい出題だったと思います。

中等部は例年通り全てが記号でした。

1番が力のつりあいに関する問題。しかし、計算問題ではなく、いろいろな実験をしたときにどういう結果になるか、を考えさせるもの。なかなか工夫された良い問題だと思います。
2番は融解する、の溶けると液体に溶けるという点に分けて事象を考えさせる問題。
ある程度の知識が必要ながら、実際の資料を見て判断できることも多かったでしょう。
3番は雪と天気に関する問題。4番はアサガオ、ヘチマ、トウモロコシ、ヒマワリの花に関する問題。それぞれ花の形状や受粉についての問題でした。
5番は動物に関する問題。タイの骨格のスケッチはおもしろい問題でした。

全体としては例年通りの傾向と難度であったと思います。

3校とも大きく出題傾向が変わることはありませんでした。相変わらず、それぞれの出題傾向を踏襲しながら、工夫のある出題だったと思います。

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力のつりあいに関する問題
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2015年の慶應入試を振り返って(2)

普通部は長文が2題と感じの書き取りが10問。この形式は例年通り。
出題は1問目が東直子「とりつくしま」
問題数は14問。うち自分のことばで書く記述が3問ありましたが、どれも20字未満ですから、長い記述を書く問題はありません。
2問目は宮沢章夫「よくわからないねじ」
問題数は7問。うち自分のことばで書く記述は2問。これも20字未満でした。
全体としては例年通りの問題で、書き抜き、ことばの選び出し、選択問題の形式で、特に変化を感じることはありませんでした。

湘南は大問が4題。
1問目は同字の熟語を答える問題。
例えば
和食のA理B、ライオンのA教B でAとBに同じ漢字を入れて熟語にするという問題。
Aが調、Bが師で、調理師と調教師ということになるでしょう。

最初はややひっかかるかもしれませんが、すぐに慣れると見つかるでしょう。

2問目は長文読解。三上修「スズメの謎」
問題数は6問、2問ほど記述の問題がありました。

3問目は物語文の読解。奥田亜希子「左目に映る星」。採録された文章が長く。A4上下段で6ページ半。出題数は7問ですから、長い文章を読んだ割に問題はあっさりしているという印象でした。
記述問題はありませんでした。

4問目は作文。・
スポーツを2つあげ、その違いを3つの観点から百五十字以内で説明しなさい。
というもの。

対象を明確にする。例えばサッカーと野球。
3つの観点を明確にする。
世界大会、日本での歴史、プロチームと地域の関係

であとは明確に違いを説明できるか、ということで、単純に考えると3つの観点で1つが50字。それを2つのスポーツについて25字ずつ書く、というようなテーマだったと思います。
男子には割と書きやすいテーマだったかもしれません。

ということで、こちらも例年通りの出題傾向。

最後に中等部。
大問は6題。
最初が物語文の読解。出題は8題。すべて選択問題。登場人物の関係。心情の読み取り、文意の把握など例年と特に変わりません。
2問目が説明文の読解。出題は3題。これもすべて選択問題。接続詞や、文中から抜いた文章の位置を答えるなど、これも特に変わりません。
3問目は年賀追うの書き方。今年の干支が出ましたが、十干十二支ではありませんでした。
旧年中は(  A  )にあてはまることばを自分のことばで書く、というのが今年の自分で書く問題で、まあ、これはそれほど難しくはなかったでしょう。
4問目は慣用句に使う漢字。
5問目は名作中に使われた擬音語。能や狂言の演目の中からも出ていますが、まあ、この辺は勘を頼りに、というところかもしれません。
そして6問目が20題の漢字の書き取り。これも例年通りですが、物見遊山、今生の別れ、最前から雨、和気を帯びた、首尾が照応、などが難しかったと思います。
相変わらず、ことばや演劇関連のものも多く、多少なりとも苦労した国語ではなかったかと思います。

なので、3校とも特に傾向に変化はなく、従来通りの対策で良いだろうと思います。

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