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計算は間違えない、という自信を培う

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計算力は当然、あった方が良いでしょう。だからといって、例えば3桁×2桁の問題が暗算でずぐできる、というような計算力は全く必要はありません。

そろばん塾とか通うと、そういうことができるかもしれませんが、別に筆算ができれば十分なわけで、むしろ大事なのきちんとその場で確かめられる能力です。

よく計算練習というと、一気にたくさんの問題をやる傾向がありますが、そうなると後半になれば正解率が自然、下がります。面倒になってくるからです。

入試でも、出る計算問題はせいぜい2~3題。だから、その3題の集中して、その場でしっかり確認して正解を出せる力がつけば良いのです。

他にやらなければいけないことはたくさんあるわけだから、計算問題の数は減らして良いのです。

ただし、「絶対に間違えない」練習をしてください。


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中等部、算数の解答形式

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同じ慶應でありながら、算数の解答形式はそれぞれ違います。

中等部の算数は答えだけを書きますが、その答えの書き方が独特です。

例えば答えが$$\frac{1}{2}$$であるとき、問題文にはのように指定されているので、アには2を、イには1を書き込まなければいけません。

また1200が答えだとすると答えは□□□□と答えがあいているので。最初から4ケタの答えであるということはわかります。したがって自分の答えが5ケタになっていれば、どこかで間違えていることがはっきりするわけです。

なぜ、このような形式になっているかというと、「採点をなるべく簡単にできるようにする」ためです。以前中等部は2月5日に入試を行っていましたから、最後の挑戦というので、多くの受験生が集まっていました。

しかし、二次試験もあるので、スピーディーに採点を進めていかなければなりません。そのためには人手をかける必要があるので、ある意味採点しやすい形式にすることが望ましく、それでこのような形式になったわけです。

ア 2 イ 1 …

のように1つのマスに1つの数字が入っていく答えであれば、採点は比較的簡単に進むので、今はその当時ほどの受験生ではないものの、この形式の問題は続いています。

で、この答え方には早く慣れておいた方が良い。結構、ミスを起こしやすいのです。ひとマスずらしてしまうと、全部答えが違ってきます。それはすべて×となって採点されてしまうので、それを防ぐためには早くから練習を始めるのが一番。

中等部の過去問は比較的組みしやすいところがあるので、早くから始めていきましょう。


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英語ができるなら・・・

中学では帰国子女枠があるのは、慶應湘南だけです。

しかし、高校では慶應義塾高校、女子高校、志木高校とも帰国枠があります。そもそも高校入試は英数国の3教科なので、一般枠でも英語の試験があり、実際に帰国枠にはまらないが英語ができる、という場合は、やはり入試に有利になるのです。

中学では英語入試があるのは慶應湘南だけ。今年初めて導入されましたから、まだ受験者が少ないですが、しかし、今は小さいうちから英語を勉強している子も増えて、英検2級は持っている、という子もいるので、これから増えていくでしょう。

が、やはり英語ができるなら、中学受験だけで終らせる必要はありません。高校受験で十分にチャンスがある。

だから中学では慶應だけ受ける、という選択肢は当然あるのです。

高校受験に進めば、英語ができることは確実に有利になります。これは慶應に限る話ではなくて、どの高校でもプラスになるので、高校受験も視野に入れた取り組みを考えても良いでしょう。


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現在の位置

例えば、長年その教室で培われた法則、みたいなものがあります。

クラスが8クラスぐらいあって、そのうち3番目までにいれば普通部は大丈夫、とか。あるいは下から3番目以下のクラスで慶應に合格した子はいない、とか。

まあ、そういうのは確かにその通りだろうと思うのです。これまでは…。

しかし、これからどうなるかはわからない。で、問題なのは現状の位置、ではなく、何を変えるか、ということです。

例えば不得意な分野があるのであれば、そこをできるようにする、というのもひとつの方法でしょう。

あるいは社会が得意なので、まずは社会で満点近く取れるようにする、というのも作戦としてはあり得るわけです。

現状の位置がどうのこうの、というのは、そのまま進めばその通りになるかもしれませんが、そこを変えられれば、現状の位置も可能性も変わる、ということなのであって、そこに挑戦しなければ意味がないのです。

別に占いを聞きに行っているわけではありません。勉強しにいっているわけですから、具体的に何を変えるかに集中していきましょう。

現在の位置は、あまり気にしないことです。


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細かな知識が気になるが

中等部では国語の知識問題が良く出題されます。

中等部の場合は採点の観点からなるべくだれが採点をやっても同じになるような解答形式で組まれている。で、多くの場合、ことばや熟語の問題だったり、文学史や漢字だったりしていたわけです。

ところがここ数年、演劇の問題が出てくるようになった。さらに短歌や俳句についての問題も出題が増えました。

で、これに対する対策というのがなかなか難しい。

基本的な短歌や俳句のルールを学ぶのはそれほど難しくはないが、そんな簡単な問題が出るわけでもありません。

また演劇に関して言えば最早ちょっと対策のしようがないところはある。もちろん歌舞伎などは見に行ってもいいが、それだからといって具体的な対策になるとは限らない。

で、あまり細かなことに気を使わないことだと思います。

例えば中等部の漢字も難しい時は本当に難しい。その場合、できる子も多くないのだから、そこはあまり心配しない。

細かい知識はやろうと思えばいくらでも増えてしまう。だから時間がいくらあっても足りなくなります。

そういうところはあまり気にしない。思い切って切り捨ててしまっていいでしょう。みんなができるようなことはちゃんとできる、というのが一番重要なことですから、あまり細かな知識に振り回されないようにしましょう。


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