コンパスを使う問題

普通部はコンパス、分度器、定規を使いますが、これはコンパスを使う問題でした。

2015年普通部の8番。


下の図のように、同じ半径の3つの円が一列に並んでいます。アの円が矢印の向きにイの円、ウの円に沿って移動します。

 ① アの円が一周して元の位置にもどるまでに、アの円の中心が動いたあとの曲線を解答用紙にかきなさい。
 ② 円の半径が6cmのとき、①の曲線の長さを求めなさい。円周率は3.14とします。


【解説と解答】
普通部はコンパス、定規、分度器を持参しますので、作図の問題は出題される可能性があるわけですが、今年はこれが作図問題になりました。

正三角形をしっかりコンパスで作図した上で、青い線を描きます。

で、あとはこの青い線の長さを出します。

半径が12cmになることに気をつけましょう。12×2×3.14×$$\frac{240}{360}$$×2=32×3.14=100.48

(答え)100.48cm

試験用のコンパスをそろそろ使って練習しましょう。


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