なぜ二次は短縮されているのか

二次試験はこの2年で湘南も中等部も1日になりました。

今までは2日間かかっていました。1日目は男子、2日目は男子と女子というスケジュールで、割と面接もゆったりといろいろなことを聞いていたように思います。

しかし、1日になったから、それはそれなりに忙しくはなった。それでも、体育実技のメニューが減ったわけでもないので、まあ、かなりタイトなスケジュールであったことは間違いありません。

二次試験を1日で行うようになった一番の理由は、入試の短期化にあると考えています。

全体としては中学受験の日程はどんどん前倒しになっており、早めに合格者を確定させる、ということに各中学とも躍起になっている。ところが、慶應は一次だけではなく二次もやる。普通部は二次試験がありませんが、それでも午後までかけて面接と体育実技をやっているわけで、これはもう時代の流れには逆行しているといってもいい。

それでも慶應はこのスタイルはなかなかやめられないでしょう。単に四教科の試験だけではなく、人物や家庭の状況を総合的に見る、というスタンスはもともとの考え方ですから、変わりようがない。しかし、あまりにのんびりと構えてもいられなくなったので、1日に短縮しよう、ということになったのだろうと思うのです。

他校がどんどん決めている中で、一次、二次というスタイルを崩せない以上、あとはなるべく時間を短くやる、ぐらいしかない。

しかし、2月1日から2月5日までびっしり並んでしまった日程は、それぞれの学校の受験人数に確実に影響を及ぼすでしょう。

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